絵を描く悦び 千住博の美術の授業 光文社新書

千住博

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334032470
ISBN 10 : 4334032478
フォーマット
出版社
発行年月
2004年05月
日本
追加情報
:
18cm,195p

内容詳細

一番大事なのは「何を描かないか」。その独特の作風とモチーフで、世界における評価が高まり続けている日本画家の初の書き下ろし。美術のみならず芸術を志す全ての人に贈る、芸術の本質に迫った画期的入門書。

【著者紹介】
千住博 : 1958年東京生まれ。1982年東京芸術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業。1987年同大学院後期博士課程修了。日本画家。京都造形芸術大学副学長、同大学国際芸術研究センター所長。1995年ヴェネチア・ビエンナーレにて東洋人として初めて絵画部門優秀賞を受賞。2002年第13回MOA岡田茂吉賞大賞受賞。同年大徳寺聚光院別院襖絵を完成させる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • breguet4194q さん

    現代の代表的日本画家の一冊。タイトルの頭に「千住博の美術の授業」とあります。後書きにあったが、新書とはいえ、本格的に画家を目指す学生の為の授業と言う角度の本です。基本的に、素人でも楽しく読める事もできますが、画家を目指す人でないと理解できない側面も散見されました。ただ、著者の今までの経歴や変遷、絵に向かう姿勢など、広く深く、しかもコンパクトにまとまってます。画家を目指さないまでも、興味がある方が読むと、画家の気分が少しわかるかも。

  • booklight さん

    「ウォーターフォール」シリーズなどで有名な千住博の美大生向け授業をもとにテキスト化。絵を描くことについて平易な言葉で語っている。何も特別なことは言っておらず、ただそれらを徹底してやってきたことが伝わる。芸大も二浪して苦労して入っているので、才能に溺れることもなく「自分の中にあるものを描く」「悩む暇があったら描きこむ」「個性は今以上なくていい」「筆一本で勝負する」など、自分には絵しかない覚悟と想いが伝わってくる。その言葉は絶対ではないだろうが、今を生きる日本画・風景画家としての生き方や考え方がわかる。

  • ヒロミ さん

    千住さんのこだわりと芸術についての考え方がわかる本。すごくいい本だが、日本画だけをひいきのひきたおし的に褒めているのが鼻につく。日本の洋画とてかなりのものだと思うのだが。逆に千住さんのような極めた方でも、考え方には癖と偏りがあるものなのだなあと興味深く読んだ。あと千住さんがかなり自分大好きなところが垣間見えてなんだかびっくりした。勝手に千住さんには欲なんてない仙人のような芸術家だと言う思い込みがあったせいか。何はともあれ、何かをつくる人には読んでもらいたい一冊。

  • kawa さん

    滝をモチーフにした日本画で有名な千住氏の京都造形芸術大学での講義録。芸術家がどのような思いや考えで作品に向かっているか、その一端が垣間見え非常に面白い。余白の大切さの記述が特に印象的。グッドタイミングで大徳寺の永徳・花鳥図や氏の作品に触れるチャンスがあるのでラッキー!!!

  • おせきはん さん

    画家を目指す学生を主な対象として書かれた本ですが、「好きで夢中になれることが大切」「新鮮な切り口こそ求められている」など、画家以外にも共通する重要なメッセージが多くありました。他との違いを強調しようとして、世界中の「人間は皆同じ」ということを忘れないよう注意しようとも思いました。

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人物・団体紹介

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千住博

2007年〜2013年京都造形芸術大学学長、現在京都造形芸術大学教授。同大学付属康耀堂美術館館長。京都造形芸術大学・造形芸術工科大学「芸術学舎」学舎長。ヴァン・クリーフ&アーペル芸術学校(レコール)マスターズコミッティー委員。公益財団法人徳川ミュージアム相談役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲

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