僕は何度も生まれ変わる 角川スニーカー文庫

十文字青

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041065198
ISBN 10 : 4041065194
フォーマット
出版社
発行年月
2018年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
376p;15

内容詳細

『薔薇のマリア』『灰と幻想のグリムガル』十文字青が贈る新たなる英雄譚!

ある日、僕は死んだ。享年29歳。しがない社畜の儚い末路だった―― はずなのに、まさか生まれ変わった……のか? でも、僕はまた死ぬ。運命の悪戯なのか。死んでは生まれ変わり、そのたびに“彼女”が僕を殺す。漆黒の髪。赤い眼。僕を“劣等種”呼ばわりする“人間の帝国”の彼女が。そして、とうとう5回目の人生。成り行きでとるにたらない傭兵暮らしをしていた僕の許に、突然アークラントの“魔王”から使者が来た。はあ? 僕が魔王の隠し子だって……!?

――これは何度も生まれ変わった挙句、何の因果か魔王の血を受け継いだ“僕”がやがて英雄へと至る物語――泥臭くも華麗なる大逆転劇が幕を開ける!

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読書メーターレビュー

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  • よっち さん

    29歳で死んだ社畜が生まれ変わるたびに、18歳で漆黒の髪・赤い眼の帝国皇女に殺される運命。5回目の人生で傭兵暮らしをしていたロワが魔王の隠し子とされ、急転する運命に巻き込まれてゆく物語。容赦なく蹂躙し続ける帝国への対抗で送り込まれた先での王女との結婚と母国滅亡。またもや対峙することになるあの女に、醒めていたロワが大切の人たちを守るため泥臭く奔走するようになり、キーマンとなっていったロワと負けられない皇女・リンゼンカが再び対峙する濃厚な展開とその結末は著者さんらしさに溢れていて、ぐっと来るものがありました。

  • まりも さん

    これは少年がやがて英雄へと至るまでを描いた物語。十文字青が描けば異世界転生なんていうありふれたネタがこんな事になるのか。この物語は主人公が殺されその度に転生し、また同じ運命を辿る衝撃的な始まりで幕を開ける。幾度も自分の命を奪った絶対的強者を相手に、骨身を削り勝利を掴む為に奔走する。過酷な転生をし続け、今なお戦う少年の魔眼が覚醒し、過去と現在が繋がるラスト。その圧倒的なカタルシスを皆さまにも是非体感して貰いたい。弱者のままで終わらない、その姿は読む者の心を震え上がらせる。文句無しに面白かった。

  • まるぼろ さん

    生前の記憶を継承しつつ都合五回の生まれ変わりを果たし、傭兵団に身を置いていたロワだったが、実はアークラント王の非嫡出子である事が発覚、それと時同じくしてヨルムンドの王女との結婚が決定するが…というお話です。帝国…と言うより東方元帥が強力無比なお陰でのっけからロワジュディアンの人生でも絶体絶命な始まり方ですが、それが却って十文字先生らしい作品の始まり方だなと思いながら面白く読む事が出来ました。また最後に開眼したロワジュディアンの魔眼も今までの生まれ変わりを思うと憎らしい演出で良かったな、と。→

  • レリナ さん

    何度も生まれ変わっては女に殺される主人公。しかし何度も生まれ変わる内に主人公は大逆転をすることになる。導入部から面白い作品とは思っていたが、予想以上に面白かった。殺される運命を変えたことは主人公にとっては大きかったのではと思う。大きな戦いを経験した主人公。運命の彼女は次にどんな形で主人公の前に現れるのか気になる。帝国との戦いはまだ始まったばかり。主人公がこれからどう成り上がっていくのか、楽しみ。次巻に期待。

  • しぇん さん

    転生してもしても18歳に帝国の同じ顔をした女性にきりころされている主人公が辿り着いた先でも、やはり帝国と例の女性が立ちふさがってと。逆らった国は王族は3親等の子供まで容赦なくさらし首。略奪する村も皆殺しと帝国の恐ろしさが書かれていたので抗う主人公の必死さが良く出ていて面白かったです。亡き王が目指した手段で戦うのみお約束ですが良い展開ですね。あと、転生先にかっての親友がいたりするのが興味深かったです。

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