新しい道徳 「いいことをすると気持ちがいい」のはなぜか 幻冬舎文庫

北野武

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344426931
ISBN 10 : 4344426932
フォーマット
出版社
発行年月
2018年01月
日本
追加情報
:
206p;16

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読書メーターレビュー

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  • やすらぎ🍀 さん

    道徳。それは不変のものではない。価値観の上にあり変わっていくもの。他者に押し付けるものではなく自らに問うもの。人はどう在るべきかを心の中で考えている。道徳は社会の枠を示し秩序を守るためのものだが、支配者が考え出したものでもある。今の人類が置かれた立場を冷静に考えれば、争いや奪い合い、夢を探すこことよりも、清貧の方が大事なんじゃないのか。常に動いているこの世界で、人はそれぞれの幸せを求めて生きている。自分の頭で考えることから逃げないこと。「無知の知」自分を知ることからはじまる。謙虚になってはじめて人は学ぶ。

  • bunmei さん

    題名からして堅苦しい本かと思われる方、著者を見てください。決して新指導要領の道徳教科化について書いた本ではなく、北野武が彼なりの毒舌を交えて、現代教育における道徳の在り方をバッサ、バッサと切り崩しています。道徳を真面目に勉強された教師には、憤慨止まない内容かもしれませんが、私は彼の切り口に納得する部分も多々ありました。道徳の価値観は決して普遍なものではなく、その時代時代によって変わるもの、日本だけの道徳で解釈することは、世界には通じない等、大変面白い一冊でした。一度、目を通しても損はありません。

  • トムトム さん

    自分で考えて自分の快適を追求すると、自然にこの新しい道徳のような感じになると思います。気持ちが良いからするのではなく、結果として気持ちよくなるというのを経験して学ぶこと?新しい道徳とは人間社会で摩擦をおこさないための最低限と、あとは自分の頭で考えよう!道徳とは押し付けられるものではなく、自分で気付く事。この本の様な思考回路の人を異端児と呼び「変わり者だから真似しちゃだめよ」と教える風潮は、権力者にとって扱いにくいから、管理しにくいからか!

  • 薦渕雅春 さん

    はじめに がまず面白い。ーーー まず、最初にお願いしておきたい。他人のいったこと、他人の書いたこと、あるいは他人の考えたことを、そのまんま鵜呑みにする性癖のある読者は、ここですぐさま本をパタンと閉じて棄ててしまっていただきたい。〜〜〜 これから先は、読んではいけない。覗いてもいけない。大変な目にあうから、やめておいた方がいい。ーーー で 、私は読んでも大丈夫だと思い読み進める。中程に「道徳は人間関係を円滑にするための技術だ。」の章、まあ それも有りかな、と。解説を 所ジョージ さんが書いてて面白い。

  • 金吾 さん

    まともな話です。社会全体の道徳を理解し、個人の規範の具現化することが必要なのだろうなと思いました。

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北野武

1972年浅草フランス座へ入り芸人を目指す。順風満帆ではなかったものの、1972年には、ビートきよしとともにツービートを結成、その4年後には空前の漫才ブームが訪れた。そして1981年、あのYMOも出演した伝説のお笑い番組“オレたちひょうきん族”がスタートする。たけちゃんマンのナハナハ&コマネチで、時代をリードした。その後レコード・デビューや、1983年には大島渚監督作品“戦場のメリークリスマス”に

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