青年茂吉 「赤光」「あらたま」時代 岩波現代文庫

北杜夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784006020279
ISBN 10 : 4006020279
フォーマット
出版社
発行年月
2001年01月
日本
追加情報
:
15cm,288p

内容詳細

どくとるマンボウ北杜夫が描く等身大の父親像。短歌史上に屹立する斎藤茂吉の初期の作品を読みときながら、人間茂吉の知られざる生を愛憎おりなして描く。肉親しか知りえない数々の逸話を紹介し、茂吉の歌の魅力とその背後にみなぎるエネルギーを伝える。マンボウ先生ならではのウイットとユーモアにとむ文章は読者を魅了してやまない。

目次 : 1 「赤光」時代/ 2 「あらたま」時代

【著者紹介】
北杜夫 : 1927年東京生まれ。52年東北大学医学部卒業。作家。歌人斎藤茂吉の次男。父の歌集やトーマス・マンの小説を読み文学を志す。60年船医の体験をもとに『どくとるマンボウ航海記』を発表、同年『夜と霧の隅で』により芥川賞受賞。64年『楡家の人びと』により毎日出版文化賞受賞。98年本『斎藤茂吉伝』4部作により大仏次郎賞受賞。他に『幽霊』『酔いどれ船』『さびしい王様』『マンボウ雑学記』などの作品がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • KAZOO さん

    北杜夫の父親で医者で短歌で有名な斎藤茂吉の生涯をその作品を中心としながら4冊の本にまとめたものです。最初の巻では、「赤光」「あらたま」時代ということでその作品の書かれた背景や出来事を中心に書かれています。若いころからかなり短歌の世界に入り込んでいたのですね。また北杜夫は自分が文学の影響を受けたのはトーマス・マンやヘッセではなく父親の作品であるといっています。

  • kaizen@名古屋de朝活読書会 さん

    #感想歌 精神科心と体均衡を自殺防止は三代続く #説明歌 赤光読み感想書く前理確認す息子の理解と自分の理解

  • えこーづ さん

    短歌はまだわからない。

  • 方々亭 さん

    父斎藤茂吉についての評伝で、年代ごとにまとめられ全部で四巻ある。北杜夫の、最後の纏まった仕事になるのかな?私自身は短歌に馴染みがないので読み通せるのか不安だったが、全くそんなことはない。身近な人間から見た人間臭すぎるエピソードが沢山出てきて飽きさせない。一念発起して『赤光』でも読んで見ようかという気になった。

  • ポカホンタス さん

    茂吉研究の一環として読んだ。掘り出し物的な情報がいくつかあり、大変役に立った。両親の性生活のことまであからさまに書かれていてこちらが恥ずかしくなった。雑誌連載されたものだが、明らかに文章が途中からハイになっている。書いている間に、うつ状態からそう状態になったのかな。そういう面白さもあった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

北杜夫

1927(昭和2)年、東京生まれ。父は歌人・斎藤茂吉。52年、東北大学医学部卒業。神経科専攻。医学博士。60年、『どくとるマンボウ航海記』が大ベストセラーとなりシリーズ化。同年『夜と霧の隅で』で第四三回芥川賞受賞。2011(平成23)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品