チンギス紀 2 鳴動

北方謙三

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087711431
ISBN 10 : 4087711439
フォーマット
出版社
発行年月
2018年05月
日本
追加情報
:
341p;20

内容詳細

旗を掲げ、危地の草原を駈けよ!
父祖の地を取り戻すため、テムジン(のちのチンギス・カン)は、少数の仲間たちとともに動き出す。モンゴル族をひとつにまとめるために。


同じモンゴル族のタイチウト氏がテムジンを狙っていた。南の地で蕭源基と出会って『史記』に触れ、ボオルチュという従者を得たテムジンは、それを知りつつ父祖の地に戻る。そして、モンゴル族をひとつにまとめるために旗を掲げ、自らの存在を知らしめるために、ボオルチュに加えて、槍の達人ジェルメ、弟のカサルを連れて、4騎で草原を疾駆することを決意した。だがある日、テムジンたちの行く手を塞ごうとする20騎が現れる……。
一方、モンゴル族ジャンダラン氏の血気盛んなジャムカは、北方のメルキト族と対立していた。ジャムカはテムジンと同年齢で、同じくモンゴル族としての誇りを持っていた。ますます目が離せない展開が続く第二巻。

【著者略歴】
北方謙三(きたかた・けんぞう)
1947年佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部卒業。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞、05年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞、10年に第13回日本ミステリー文学大賞、11年『楊令伝』(全15巻)で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞。13年に紫綬褒章を受章。16年「大水滸伝」シリーズ(全51巻)で第64回菊池寛賞を受賞。『三国志』(全13巻)、『史記 武帝紀』(全7巻)ほか、著書多数。

【著者紹介】
北方謙三 : 1947年佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部卒業。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞。85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞、05年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞、10年に第13回日本ミステリー文学大賞、11年『楊令伝』(全15巻)で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞。13年に紫綬褒章を受章。16年、第64回菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    【チンギス紀完読プロジェクト】第二弾、『鳴動』です。モンゴルの大草原が広がってくるイメージ!テムジン(チンギス・カン)は『武』の人と認識していましたが、『史記』や『三国志』を読む等、文武両道の人でした。世界史でも十本の指に入る程の英雄・スーパースター『チンギス・カン』を北方謙三が、どう描いていくのか、興味深いものがあります。これまでの実績経験からすると、本シリーズは全7〜10巻程度でしょうか?今年10月の第三巻も大変楽しみにしています。

  • とん大西 さん

    なかなかの焦れったさ(^o^;)。逃亡していたテムジンが一族のもとに帰還して終わった前巻。本巻でいよいよ再起かと思わせつつ、前半・中盤での静かな展開に少々退屈気味。加えてモンゴルの群雄達の耳慣れない名前。「誰やったっけ?」と戸惑いながら人物紹介と地図が載ってる巻頭をいったり来たりしながら読み進め…。でも、後半から読ませる。冒険活劇のようなテムジンの躍動感がブレイク。決して天下無敵ではない。未熟なカリスマが少数精鋭の軍団を率いて成り上がろうとしています。ツンデレな作品ですが、やはり次も期待しちゃいます。

  • まえぞう さん

    まだまだ小規模ですが戦闘が始まりました。これから、ジャムカやトーリル・カンとの関係の変化がどう描かれるのかも楽しみです。水滸伝の塩の役割を鉄が担っていきそうですね。なんか、漢の時代の塩鉄論のようです。

  • イトノコ さん

    2巻。草原に帰還したテムジンの元に徐々に人が集まり始める。単純な戦よりも、鉄をキーワードとした組織作りに比重を置いた語りが実に読ませる。チンギスはやはり戦の天才ではなくシステム作りの天才だったのだなぁ。また驚くのは人物・心理描写の濃密さ。咬ませ犬としてしか見たことのないタルグダイやトクトアまでも、それぞれ小心者、覇気のない秀才などと人物像がじっくり描かれる。テムジンなどの英雄よりも彼らに親近感を感じてしまうのが我ら凡人の悲しさ。しかしこれだけの頁数を使ってまだ最序盤…いったい何巻、何年のスケールに?

  • つーこ さん

    ふ〜ん。鉄に目をつけるとは、やっぱ物を成す人は他が考えつかないことを閃く才能があるんだね。キャト族の再興も少しずつだけど確実に前進している。ただ、分厚い2冊目読み終えてもまだ、この段階。どこまで大作になるんだろう・・。

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北方謙三

1947年、佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部卒。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で日本冒険小説協会大賞、吉川英治文学新人賞受賞。85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞長編部門、91年『破軍の星』で柴田錬三郎賞を受賞。2004年『楊家将』で吉川英治文学賞、05年『水滸伝』全1

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