コーカサスを知るための60章 エリア・スタディーズ

北川誠一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784750323015
ISBN 10 : 4750323012
フォーマット
出版社
発行年月
2006年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,336p

内容詳細

独特の多民族社会と屈強かつ優雅な文化力を、長い歴史を通して育んできたコーカサス地方。その魅力溢れる人々の姿を伝え、できる限りのトピックを様々な角度から取り上げる。本邦初のコーカサス地方の入門書。

【著者紹介】
北川誠一 : 1947年生まれ。東北大学大学院国際文化研究科教授。東洋史専攻

前田弘毅 : 1971年生まれ。北海道大学スラブ研究センター講師。コーカサス研究、イラン・グルジア史専攻

広瀬陽子 : 1972年生まれ。東京外国語大学大学院地域文化研究科講師。国際政治専攻

吉村貴之 : 1969年生まれ。東京外国語大学非常勤講師、東京大学大学院総合文化研究科産学官連携研究員。アルメニア近現代史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 凛 さん

    目下紛争中のロシアとウクライナのいざこざを遡るために手に取りました。2006年の本なので、当時までのコーカサスについて1章5ページほどの分量で60章挙げられています。コーカサスの世界、歴史、政治経済、文化に社会生活と、話題がギッシリ、てんこ盛り。 中央ヨーロッパは、とにかく民族が数え切れないほど多く、何世紀もに渡ってあちこちの大国の支配を受け、繰り返し部族の侵入を受けてはその都度文化的に混ざるので通史が混乱するほどゴチャゴチャです。それを紐解くためにもとてもいい参考書になります。

  • ozawa さん

    無数の民族、言語、宗教が入り乱れるコーカサス地方の歴史、文化、生活、政治についての概要の解説本。山一つ超えると話してる言葉も信じている神様も違うような極めて複雑な地域であるコーカサスを大まかに掴むにはとても良いかもしれない。しかし、ここまで多種多様な文化が、この狭い地域に花咲いていることを思うと、これを近代国家の枠にはめるのはとても無理があるようにも感じる。

  • げんさん さん

    多数の専門家が、それぞれの分野(歴史、政治・経済、文化、社会など)に付き、分かり易く解説している。1章の分量が限られていることもあり、それぞれの論点にはさほど深く立ち入っていないものの、それだけに初学者にはややハードルが高い。多数の筆者が執筆していることもあり、未整理な部分がある印象を受けた。コーカサス地方について、もう少し、理解を深めてから再読したい。

  • 宵子 さん

    コーカサス(カフカス)地方について、文化・歴史・政治などのテーマごとに六十個の項目に分けて書いたもの。 アルメニア、グルジア、アゼルバイジャンなどの共和国がある南コーカサスの他に、ロシア領である北コーカサスについても書かれており、個人的にはこちらのほうが貴重である。 ただし、一項目ごとにあっても四頁ほどなんどえ、あくまで紹介程度であり、詳細はあまり書かれていない。知りたい場合は、自分でそこから単語を引き出して調べた方がいいだろう。

  • DIVERmope さん

    北と南の大国に挟まれた地、コーカサス概論、こういう表現がしっくりくるかと思います。時期的には、「国家」という意味での様々な国、ソ連という運命共同体としての「半国家」時代、それより以前の「国家という概念がほとんどなかった時期」と様々であり、場所的には北コーカサスからシリア地方まで広く、さらに共著であるため、読む時は、一つの国、一つの地域に絞って読み、その後に別の地域に絞ってまた読む、というスタンスを取ると、いいかもしれません。

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