基本情報
内容詳細
二十一世紀、国家間の歴史認識論争は、いよいよ熾烈なものになった。しかし、「薩長史観」から「東京裁判史観」まで我々の近現代史はあまりに多くの偏向史観に歪められてきた。日本の論壇をリードしてきた三人が、曇りなき眼で日本近代の来歴を見直した「歴史認識」の原点。
目次 : 第1章 一八五三(嘉永六)年〜一八九五(明治二十八)年―黒船来航から日清戦争まで/ 第2章 一九〇四(明治三十七)年〜一九四五(昭和二十)年―日露戦争から大東亜戦争まで/ 第3章 一九四五(昭和二十)年〜一九八〇(昭和五十五)年―占領期から「六〇年体制」期まで/ 第4章 一九八九(昭和六十四)年〜二〇〇二(平成十四)年―“空白の十年”、そして未来へ/ 終章 二〇〇二(平成十四)年〜―国家を動かすエリートの役割
【著者紹介】
岡崎久彦 : 1930(昭和5)年生まれ。東京大学法学部中退。外務省入省。情報調査局長、駐サウジアラビア大使、駐タイ大使などを歴任し、退官後は岡崎研究所を創設し、所長を務めた。『隣の国で考えたこと』(日本エッセイスト・クラブ賞)、『国家と情報』(サントリー学芸賞)など著書多数。2014年死去
北岡伸一 : 1948(昭和23)年生まれ。東京大学法学部卒。国際大学学長。東京大学名誉教授。法学博士。2004年から06年まで国際連合次席大使を務めた。『清沢洌』(サントリー学芸賞)、『日米関係のリアリズム』(読売論壇賞)、『自民党』(吉野作造賞)など著書多数。2011年、紫綬褒章
坂本多加雄 : 1950(昭和25)年生まれ。東京大学法学部卒。学習院大学教授を務めた。法学博士。『市場・道徳・秩序』(サントリー学芸賞)、『象徴天皇制度と日本の来歴』(読売論壇賞)など著書多数。2002年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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壱萬弐仟縁 さん
読了日:2016/03/21
はるわか さん
読了日:2016/01/28
さきん さん
読了日:2015/10/09
kenitirokikuti さん
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hurosinki さん
読了日:2020/08/08
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人物・団体紹介
北岡伸一
1948年奈良県生まれ。現在、JICA特別顧問、東京大学名誉教授、立教大学名誉教授、紫綬褒章受章(2011年)。主要著書、『清沢洌―日米関係への洞察』(中公新書、1987年(増補版『清沢洌―外交評論の運命』、2004年)、サントリー学芸賞受賞)。『日米関係のリアリズム』(中公叢書、1991年、読売論
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