定年後のリアル 草思社文庫

勢古浩爾

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794219930
ISBN 10 : 4794219938
フォーマット
出版社
発行年月
2013年08月
日本
追加情報
:
248p;16

内容詳細

やがて来る「定年後」。誰もが抱く不安は「お金は、生きがいは、健康は」の三大テーマ。メディアは経済や健康の不安を煽るばかりだが、焦ったところでどうする術もない。誰だって「老人」になるのは初体験。終わりゆく人生、老いゆく体とどう向き合い、一日一日の喜びを感じながら軽やかに生きられるか。その答えはたぶん自分の中にある。もう人生のレールは敷かれていない。人生のレールが消えることで、義務や目標から解放されるときでもある。等身大の自分のリアルを受け入れて、のほほんと生きていくための一冊。

目次 : 第1章 身分はただの素浪人/ 第2章 「リアル」も千差万別/ 第3章 もう六十歳とまだ六十歳のあいだ/ 第4章 なにをしてもいいし、なにもしなくてもいい/ 第5章 さみしいからといって、それがなんだ/ 第6章 元気な百歳ならけっこうだが/ 第7章 貧乏でもほんわか生きたい/ 第8章 飄々と

【著者紹介】
勢古浩爾 : 1947年大分県生まれ。明治大学政治経済学部卒業。洋書輸入会社に34年間勤務ののち、2006年末に退職。1988年、第7回毎日21世紀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 団塊シニア さん

    平均的な定年退職者の生活スタイルを本書から感じる内容である。通常の定年後の指南書と違いサラリーマン経験が長いだけに説得力もあり読み手として実感として理解できる、「今までの付き合いは職場関連、仕事関連の人間関係、退職者は曜日を失う、だがそんな無曜日の安穏な時間がいい」など共感できる内容である。

  • ホークス さん

    60迄まだ少し間があるが、このヒネクレ親父がどう考えているか気になって読んでみた。中々笑える本。己れが元々何者でもない事、金持ちは一握りな事、平均的なモデルはない事などを並べ、幻想を否定する。著者が言うのは「自分で考えろ」「誰が何をしようと勝手」という事。大物ぶるのも惨めぶるのも論外。誰かの尺度に合わせる事を卒業し「さみしいなあ、でもそれがどうした」と言うべきだと叱咤する。仕事を辞めるとレールが消えた様に感じるのは、「責務」頼みの男性文化に浸り切っていた裏返しだと思う。そこから考えるしかないだろう。

  • hirocchi さん

    啓発ものではありません、そして不安な老後の指南本でもたありません。共感できるかは、あなた次第?定年まであと10年ちょい、その時にならないとわからないよね

  • kent1box さん

    定年まであと1年を切って参考になるものはないかと手にした一冊。この本には筆者の経験を踏まえた内容が書かれているが、本屋でよく売られているハウツー本的なものではなかった。答えはないのであなたがしたいように生きればいいと書いている。読み始めた時は、自分のニーズに当てはまらない本だし随分文庫本の1ページに文字が詰まっていて目が疲れる本だと思った。しかし、読み進めると中々面白い。等身大の自分のリアルを受け入れて生きればいいんだと。人生のレールが消え義務や目標から解放された日々を楽しめば良いだけだったのだ。

  • かんちゃん さん

    これまた先輩に「読め!」と言われて読んだ本。初めの数ページは面白そうに感じたが、あまりにグダグダと中身のない話が続いて、すっかり飽きてしまった。老後なんかどうにかなるよ、真面目に考えるこっちゃない。そう言いたいのだろうが、この本がまさにそれ。真面目に読むような本じゃない。もっともたった一行で済む話をよくぞ一冊にまで膨らませたと、その雑学ぶりは大したもんだと賞賛したい。これから読む方々は、年寄りの長い無駄話に付き合うつもりで読んでほしい。

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人物・団体紹介

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勢古浩爾

1947年大分県生まれ。明治大学政治経済学部卒業。洋書輸入会社に34年間勤務の後、2006年に退職。市井の人間が生きていくなかで、本当に意味のある言葉、心の芯に響く言葉を思考し、静かに表現し続けている。1988年、第7回毎日二十一世紀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです

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