雲の都 第4部 幸福の森

加賀乙彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784103308133
ISBN 10 : 4103308133
フォーマット
出版社
発行年月
2012年07月
日本
追加情報
:
409p 19cm(B6)

内容詳細

悠太は幼いころから憧れていた千束と結婚、かねての念願だった作家としてのデビューを果たす。その一方で、父、母があいついで亡くなり、さらに桜子の息子武太郎が自らの出自に疑念を抱いて自殺する…。激動の七〇、八〇年代が描かれる自伝的大河小説シリーズ第四部。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 遥かなる想い さん

    名作『永遠の都』から続く大河小説の雲の都の第四部。自伝的小説もほぼ終わりに近づき、描くのは天安門からベルリンの壁崩壊あたりの時代。大河小説は本当に難しいと読みながら思った。悠太は千束と結婚、そして作家デビュー。そして時は流れ、悠太の子ども夏香と悠助もそれぞれの道を歩み始めるが、阪神大震災と地下鉄サリン事件が…という展開は面白いはずだが、永遠の都のころの緊迫感に 乏しくやはり現代は書きにくいのか、心をえぐるような書き込みが足りない。次巻で終わりだがどんな終わり方になるのか

  • TAKAMURA さん

    とにかく面白かったです。

  • アンコ椿 さん

    長い物語も残り一冊で完結。

  • shokenmori さん

    kindleで購入

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人物・団体紹介

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加賀乙彦

1929年東京都生まれ。東京大学医学部卒業後、精神科医として勤務のかたわら、小説の執筆を始める。67年に刊行した『フランドルの冬』が翌年、芸術選奨新人賞を受賞。73年に『帰らざる夏』で谷崎潤一郎賞、79年には『宣告』で日本文学大賞、86年に『湿原』で大佛次郎賞、98年には自伝的長編『永遠の都』で芸術

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