死刑囚と無期囚の心理 新装版

加賀乙彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784772410557
ISBN 10 : 4772410554
フォーマット
出版社
発行年月
2008年10月
日本
追加情報
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22cm,314p

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死刑囚と接触する環境にあった元東京拘置所...

投稿日:2009/12/08 (火)

死刑囚と接触する環境にあった元東京拘置所医務官として死刑囚と無期囚の心理を観察、分析、研究した書。科学者であり、学術論文であることを承知の上で、敢えて死刑を残虐な刑罰であると認定する。死刑も死刑囚も知らない者たちが好き勝手に、いかにも軽々しく「死刑」という言葉を口にするが、この二文字にどれほどの重みがあることか。死刑問題に関心のある人だけでなく、裁判員という憲法違反の疑いのある制度の下、誰もが人間を殺す命令を下す危険を持つようになった今、すべての人に読んで、死刑について考える機会としてもらいたい。

古楽器奏者 さん | 東京都 | 不明

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加賀乙彦

1929年東京都生まれ。東京大学医学部卒業後、精神科医として勤務のかたわら、小説の執筆を始める。67年に刊行した『フランドルの冬』が翌年、芸術選奨新人賞を受賞。73年に『帰らざる夏』で谷崎潤一郎賞、79年には『宣告』で日本文学大賞、86年に『湿原』で大佛次郎賞、98年には自伝的長編『永遠の都』で芸術

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