加藤陽子(日本近代史)

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それでも日本人は「戦争」を選んだ

加藤陽子(日本近代史)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784255004853
ISBN 10 : 4255004854
フォーマット
出版社
発行年月
2009年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,414p

内容詳細

普通のよき日本人、世界最高の頭脳たちが「もう戦争しかない」と思ったのはなぜか。日清戦争から太平洋戦争まで、戦争の根源的な特徴、戦争が地域秩序や国家や社会に与えた影響や変化を解説。日本近現代史の最前線。〈受賞情報〉小林秀雄賞(第9回)

【著者紹介】
加藤陽子 (書籍) : 1960年、埼玉県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科教授。89年、東京大学大学院博士課程修了。山梨大学助教授、スタンフォード大学フーバー研究所訪問研究員などを経て現職。専攻は日本近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • まさにい さん

    僕は、戦争には反対なのですね。国家に人を殺してこいとか、国家に死んでくれなどとは言われたくないのです。これは個人のことですが、そのような国家をも選びたくはないのです。そして、この思いはいつの時代の人にもあったと思うのです。しかし、それでも戦争を選んでしまった。その答えが知りたかったのです。残念ながら答えはこの本の中にはありませんでした。しかし、考えるヒントは満載です。色々考えさせられました。知らないことも多かった。この問題については絶えず考え続ける必要があるようです。

  • ひろき@巨人の肩 さん

    戦争と政治、日本と世界の関係を見つめ直せる良書。歴史的大国ロシア、中国と日本において、朝鮮、満州、ウラジオストック、遼東・山東両半島が地政学的に重要で、日清・日露戦争の引き金となる。第一次世界大戦でのドイツ敗戦により、日本は「持たざる国」としての焦りが増大。満州事変と国連脱退が分水嶺となり、日中戦争、太平洋戦争へ突き進む。当時の中国思想家・胡適が、米ソを紛争に巻き込む為に二、三年間は負け続ける必要があると「日本切腹中国介錯論」を唱える一方、日本軍部は、世界情勢を希望的観測でのみ考察。引き際は常に考えたい。

  • ゲンキ さん

    2021年の終戦記念日から読み始め、仕事が忙しかったから、今日までかかりましたが、とても読みやすく、大変良かったです。日清戦争から太平洋戦争までの戦争を、5日間の集中講義を通して、何故日本人はそれらの戦争をしたのか⁉️を高校生に問いかけながら、史実を教えておられました。知らないことも一杯あり、勉強になりましたし、後世に伝えていかなければならないことも一杯ありました。本書を読んで、教訓にしていかなければならないものだと思いました。皆様も是非とも🙋

  • あきら さん

    個人的には国民の必読書レベルです。 講義の形式でまとめられていて、とても分かりやすい。 本のいいところは、自分の都合ですぐ巻き戻せること。 読んでは数ページ戻って、また進めて、ということを繰り返して関心を深められました。 講義を受けている学生のレベルがものすごく高いのも驚きます。

  • ハイランド さん

    日本学術会議の騒動から読みたくなった本。明治以降、日本が関わった戦争は何故始められたのか。この本は断じて反日の本ではない。膨大な資料に当たり、当時の国際情勢、日本の国内事情をつぶさに分析し、戦争に至った経緯を、日清戦争から太平洋戦争まで概観していく。印象的なのはルソーの「戦争は国家と国家の関係において、主権や社会契約に対する攻撃、つまり、敵対する国家の、憲法に対する攻撃、というかたちをとる」という言葉。これは飛躍かも知れないが、日本学術会議の会員の任命拒否という現象は、政府による民主主義への攻撃という…

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