失語症のすべてがわかる本 健康ライブラリー イラスト版

加藤正弘

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062594073
ISBN 10 : 4062594072
フォーマット
出版社
発行年月
2006年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
21cm,98p

内容詳細

失語症の9割は脳卒中が原因で発症し、周囲の無理解から患者本人は孤立し、悩む家族も多い。本書は、発症後まもなくの頃から知っておきたいこと、検査や治療、日常生活での対応策など、専門医が詳しく解説する。

【著者紹介】
加藤正弘 : 1935年生まれ。60年慶應義塾大学医学部卒業。65年ウェイク・フォレスト大学(アメリカ)に留学、伊豆韮山温泉病院、慶應義塾大学を経て、86年より江戸川病院院長。98〜2003年、日本失語症学会(現・日本高次脳機能障害学会)理事長。専門は神経内科、特にリハビリテーション

小嶋知幸 : 1958年生まれ。80年埼玉大学教養学部卒業。89年日本聴能言語福祉学院卒業、99年言語聴覚士となる。同年、東京大学医学部にて医学博士号取得。89年3月より江戸川病院リハビリテーション科勤務、94年より同科科長。2006年2月より、市川高次脳機能障害クリニックを開設。日本高次脳機能障害学会評議員、仙台医療福祉専門学校言語聴覚学科専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 1959のコールマン さん

    ☆5。言語学の本を読んでいくうちに失語症について調べたくなり読んだ本。いやあ大当たり。とてもわかりやすい。もし失語症になったときはこれを最初に読むべし。症状から治療、リハビリまで全部書いてある。加えて失語症の人に会ったとき気をつけるべき事も書いてあるので更に良し。うむ、「言葉のわからない国にほうり出されたようなもの」p14「言葉の引き出しが混乱する」p16。やはり人間の「認識」には言葉は欠かせないモノなのだな。納得。欠点はこの本が2006年発行だということ。医学の進歩にあわせて最新版に改訂すべきであろう。

  • 藤森かつき(Katsuki Fujimori) さん

    イラストや図解で分かりやすい。失語症とは言葉のわからない国にほうりだされたようなもの、というのは想像を絶する状況だと思う。失語症のタイプは様々で、同じ症状の人はほとんどいないという。各タイプ別に色々な方法が紹介されている。しかしSTの検査が殆ど出来ない重症の場合、コミュニケーションを重視する、とだけ。STによる訓練など殆ど進まないまま6ヶ月が終わる。失語症の治療期間は数年にわたることがしばしばだと書かれているし、訓練はSTに任せて素人はやるな的な感じだけど、リハビリ打ち切りで、ではどうすれば良いのか、と。

  • モリータ さん

    ◆2006年刊。◆2022/5/6, 父が脳出血で倒れたため。◆コロナ禍で面会不可のため、患者が孤独になり、治療以外のコミュニケーションの機会が少ないのは家族として不安。一方、本書で紹介されているようなNG(クイズ、ヒントを出す、病気前と比較)を避け、わかりやすい話し方をするために、事前に勉強する時間もとれる。◆リハビリ・回復には障害の程度とともに、気質や趣味、言語習慣も強く影響するだろう。普段から孤独で悲観的ではあったが、おしゃべりや物書きが好きだった父との新しいコミュニケーションを楽しみにしている。

  • えいとうっど さん

    極めて個人的なお気に入り度合い:★★☆☆☆2点 なかなか一般の人には理解し難い症状を、イラスト豊富にわかりやすく解説されている。

  • まーれ さん

    正確でわかりやすい! 家族・医療介護業界の人・学生すべてにおすすめです。

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