よみがえる白鳳の美 国宝薬師寺東塔解体大修理全記録

加藤朝胤

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022587060
ISBN 10 : 4022587067
フォーマット
出版社
発行年月
2021年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
152p;21

内容詳細

「凍れる音楽」と讃えられ、創建以来の優美な姿を保つ薬師寺東塔。全解体し、再組み立てを行う大修理が2020年に完遂。文化財保存関係者、建築史、年代学、美術史、考古学、歴史材料科学等の研究者らが貴重な知見をわかりやすく解く。

【著者紹介】
加藤朝胤 : 1949年愛知県生まれ。法相宗大本山薬師寺管主。龍谷大学文学部特別講師などを務めるほか、NHK『こころの時代』など、TV・ラジオでも活躍。各地で講演会や辻説法も開催

鈴木嘉吉 : 1928年東京都生まれ。奈良文化財研究所名誉所員。専門は日本建築史。1952年東京大学工学部建築学科卒業。工学博士(東京大学)。奈良国立文化財研究所建造物研究室長、同平城宮跡発掘調査部長、文化庁文化財保護部建造物課長、同文化財鑑査官、奈良国立文化財研究所長を歴任。日本建築学会大賞受賞

星野安治 : 1976年千葉県生まれ。国立文化財機構奈良文化財研究所年代学研究室長。専門は文化財科学、年輪年代学。2007年、京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)

池田藍子 : 1987年大阪府生まれ。奈良県文化財保存事務所員。専門は文化財(絵画)記録保存。2011年、奈良教育大学大学院修了(教育学修士)

青木敬 : 1975年東京都生まれ。國學院大學文学部教授。専門は日本考古学。2003年、國學院大學大学院文学研究科博士課程後期修了。博士(歴史学)。鎌倉市教育委員会技術吏員(学芸員)、奈良文化財研究所主任研究員などを経て現職

米川裕治 : 奈良県立橿原考古学研究所指導研究員。専門は日本考古学

村上隆 : 高岡市美術館館長・光産業創成大学客員教授。専門は歴史材料科学、文化財学、博物館学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 紫草 さん

    1300年前に建てられ、その後の災害や戦乱でも失われることなく建ち続けている薬師寺の東塔。その東塔の初めての全解体修理の記録。全部解体して組み立て直したのは初めてだけれど、修理は中世から昭和まで何度も行われている。技術や知識が今より未熟だった頃の修理は今から見ると「あ〜それはやって欲しくなかった〜」みたいなこともあったと思うんだけど、でもどの時代の人たちもこの塔を守るためにその時にできる最高のことを一生懸命やって、それで1300年保たれて来たんだなあと思うと胸が熱くなります。よくぞ残してくれたと思う。

  • めぐみこ さん

    この手のドキュメンタリー番組見るのが好き。でも文章メインだと理解しきれなくて悔しい。古代からの大工道具と、レーザーや電動式など現代の大工道具とが平行して使われる様子は、まさにハイブリッド。水煙の復元作業で、あえて錆させたり雨ざらしにして古びた風に作るのが面白かったし、なるほどと思った。

  • skr-shower さん

    寺社の解体修理の現場を見学してもここまで詳しくは説明してくれない。すごい現場です。

  • kaz さん

    発展した科学技術を用いながらできる現代は良いが、昔の人はどうやって保存してきたのだろう。そちらの方が気になってしまった。図書館の内容紹介は『12年に及ぶ大修理事業が完遂し、建築当初の姿を取り戻した国宝薬師寺東塔。建築史、年代学、美術史、考古学、歴史材料学、伝統建築保存に携わる専門家らが解体修理の過程で見出した、貴重な知見をわかりやすく説く』。

  • takao さん

    ふむ

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