明智左馬助の恋 下 文春文庫

加藤広

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167754075
ISBN 10 : 416775407X
フォーマット
出版社
発行年月
2010年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
加藤廣 ,  
追加情報
:
16cm,279p

内容詳細

「愛宕山に詣でて、戦勝祈願のために一夜参篭する」。朝廷との密会を重ねる光秀の暴走を止められない左馬助。そして本能寺の変―。大ベストセラーとなった本格歴史ミステリー長編は、すべての謎を解き明かしながら、明智家の壮絶な「死の門出」で終局を迎える。宴を彩る「落城の譜」の調べ、そして左馬助と綸が貫いた真実の愛とは。

【著者紹介】
加藤広 : 1930年東京生まれ。都立新宿高校から東京大学法学部に学び、54年に中小企業金融公庫に入庫し、京都支店長、本店調査部長などを歴任。山一證券に転じ、同経済研究所顧問、埼玉大学経済学部講師などを経て、中小企業やベンチャー企業のコンサルタントを務めるかたわら、ビジネス書の執筆や講演活動を行う。2005年に構想15年の書き下ろし長篇『信長の棺』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • キムトモ さん

    〜来春大河ドラマ対策強化月間〜ここの時代の武将ドラマは司馬大先生の「国盗り物語」に勝るものないなぁ〜が感想です…主役左馬助はまだ謎多い武将らしいですが、左馬助は魅力ある武将で来年の大河はこの左馬助の視点の光秀伝を映像化して欲しいものだ…(ノ-_-)ノ~┻━┻それにしても来年一月から無事📺放送されるのか⁉︎されないのだろうなぁ🙇‍♂️

  • ともとも さん

    明智光秀の信長への疑心から、本能寺の変〜山崎の戦いへと。 主君や、時代に振り回されながらも、早すぎると言っていいほどの物語の 展開の速度。 それだけにテーマが、あるいは時代が、そして自分を信じ、けしてブレずに生きた、 不器用で人間らしく生きた男たちの物語だからなのかもしれない。 どこか、潔くて綺麗である一方で、哀れさも感じてしまいながらも、明智や信長サイドから見た戦国史の勉強になりながらも、不器用でも、理不尽でも人間として一生懸命に生きていくことの大切さを痛感させられる1冊で良かったです

  • エドワード さん

    小学生の頃から信長と秀吉が好きだったが、多分に描かれた物語やイメージに因っている。明智光秀は優れた武将であり、古典、故実、歌に秀で、人脈豊かで、愚直な努力家である。彼のような秀英が悲劇に終わるのは、信長と秀吉という全く異なる処世術を持つ者と組したためだ。私たちの多くは秀吉ではなく光秀に近い存在だ。<上役は言葉足らずか、一言多いか、で知らぬ間に部下の心を傷つけ、それが上役の運命まで変える>との言葉が光る。新解釈で本能寺の変を描く三部作。光秀の行方は杳として知れず、左馬助が坂本城と運命を共にして幕を閉じる。

  • gonta19 さん

    2010/11/7 Amazonより届く。 2013/8/28〜8/31 本能寺の変に対する非常に説得力のある解釈。実際のところはどうだったのかは、永遠の闇の中。恐るべきは、公家というところか。現在の官僚も同じだな。

  • 優希 さん

    本能寺の変をこう解釈したかという感じでした。光秀という謀反人側から描かれることで、逆に新鮮にうつりましたね。信長の最期は派手な自害として語られることが多いだけに、光秀がいかに本能寺の変に躍進したかという部分が非常に興味深かったです。勿論このミステリーは永遠に解かれることはないのでしょうけれども、この闇に光秀という光を当てたことでより多角的になったと思います。信長の非情さは異常すぎますが、覇王に君臨した人物ならではですね。綸との関係は最後の落城だけで、普通の戦国小説。他の2作品と比べると弱い気がします。

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