捕まえたもん勝ち! 2 量子人間からの手紙 講談社ノベルス

加藤元浩

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062991087
ISBN 10 : 406299108X
フォーマット
出版社
発行年月
2017年10月
日本
追加情報
:
288p;18

内容詳細

そこにあったのは、7人の容疑者、3つの密室。そして、1人の「量子人間」だった……!
お飾りの捜査一課になるはずが大事件を解決してしまった元アイドルの刑事・七夕菊乃。彼女が次に挑む事件は、アメリカFBIも手を焼く「連続密室殺人事件」になってしまう。美形だがファッションセンスが壊滅的な変人「アンコウ」こと深海安公とともに、アメリカ全土を揺るがす連続不可能殺人に挑む!
『Q.E.D. −証明終了−』『C.M.B. 森羅博物館の事件目録』でスマッシュヒットを飛ばす加藤元浩入魂の、傑作長編ミステリ第二弾!

【著者紹介】
加藤元浩 : 1997年から「マガジンGREAT」で『Q.E.D.―証明終了―』を、並行して2005年から『月刊少年マガジン』で『C.M.B.森羅博物館の事件目録』を連載。2009年、第33回講談社漫画賞少年部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • buchipanda3 さん

    面白かった。元アイドルの捜査一課刑事・七夕菊乃もの2作目。「量子人間」と名乗る人物からの殺人予告、そして密室からの脱出など次々と起こる奇妙な不可能犯罪。テンポよく進む展開と菊乃やアンコウのキャラの面白さが相まって一気に読み終えた。「対称性の破れ」「不確定性原理」など量子力学に見立てた犯行というのも著者らしさが出ていたと思う。分かり易い説明も流石。内から外からどんどん追い詰められる菊乃だが負けじと奮闘、今回も気っ風のいいところを見せてくれた。どう決着となるのか最後まで楽しめた作品。次回作も期待。

  • 山本真一郎 さん

    読了。シリーズ2冊目。最近読んだ1冊目がとても面白かったので、2冊目も見つけ次第購入してみた。結果として期待に応えてくれる様に面白かった。何よりとても読み易い。ストーリー展開は巧拙でありながらも荒唐無稽。個性的な登場人物は無論の事、描かれる警察組織上層部の連中の小物ぶりや無能ぶり等、全体としては非常に漫画的なのだが、ミステリとしての面白さは完全に自分好み。典型的な不可解現象と、多少ツッコミたくなる所はあるとしても、それを跳ね返す様なスッキリとした解決は悪くない。矢張りこれは続編を期待するしかないだろうな。

  • 陸抗 さん

    菊乃と深海が、日本と北米に別れての捜査。密室事件はワクワクしたし、トリックを明かされた時は普通に感心したものの、細かな処理に関しては、これ出来るのか?と疑問に思う場面も。つっこんだら負けかしら。官僚の椅子取りゲームは見ててもちっとも楽しくないし、菊乃への責任転嫁への落し前も、次回、きっちりつけてもらいたい。

  • てつJapan さん

    【とても良かった】・ 今後も続けてほしいシリーズ。 ・ 今度の敵は、普通の人間が考えられる物理法則を超えた法則≒量子力学を駆使する復讐者、量子人間。 ・ この本の面白さは、主人公のキックでしょう。元アイドルで驚異的な身体能力。なお、知力も結構なものと思います。 ・ 物語のもう一つの軸は、警視庁vs警察庁。とある失策を押し付けられお偉いさんから査問を受けるキックの切り替えしが、クレバーで面白いシーンでした。 

  • たこやき さん

    1巻目と違い、「こなれた」感がして読みやすくなった感じ。量子人間を名乗る犯人から犯行予告が出された学生たち。そして、本当に、密室状態で殺人が……。多少、菊乃を巡るイザコザは強引な印象があったものの、密室トリックを巡ってのホワイダニットから、最終的にホワイダニットへと物語が転換していくという捻り方も良かったし、菊乃を巡り、ちゃんとタイトルの「捕まえたもん勝ち」として部下たちが一致団結するのも良かった。今回は素直に面白かった。

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