恐怖箱 禍族 竹書房文庫

加藤一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801911147
ISBN 10 : 4801911145
フォーマット
出版社
発行年月
2017年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;16

内容詳細

家族、血族、家に纏わる怖い話―。禍の楔に繋がれてしまった家と家族の実話全30編を収録。

【著者紹介】
加藤一著 : 1967年静岡県生まれ。人気実話怪談シリーズ『「超」怖い話』四代目編著者として、冬版を担当。また新人発掘を目的とした実話怪談コンテスト「超‐1」を企画主宰、そこから生まれた新レーベル『恐怖箱』シリーズの箱詰め職人(編著)としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • HANA さん

    実話怪談アンソロジー。これだけ著者がいると特徴のある文体を書く人と、オーソドックスな怪談を書く人とがはっきりわかる気がする。今回のテーマは家族。血は水よりも濃いというが、一旦拗れるとその濃さがまとわりついて離れなくなる。そんな怖さを期待したんだけど。テーマがテーマだけにいい話の含有量が多いような気がする。そんな中でも法則がわかっても逃れられない「二十五」とか、女性の名前を巡る話「みどり」がとても嫌でいい味を出している。隠された因縁がありそうで、それがはっきりとわからない話に怖いのが多かったように思った。

  • やんも さん

    竹書房ホラー文庫恒例、加藤一さんと13人の書き手の競作シリーズ。共著でないとなかなか読めない書き手さん(高田さんの2冊目の単著、読みたいなぁ)もいらっしゃるので、こういった企画本はうれしい。ある程度形式が整った実話系怪談、しかもテーマ縛りの中で、どれだけ個性を出せるかが書き手の腕の見せ所。似たり寄ったりではつまらない。テーマをスルーして旅人が恐怖を語る久田さん、いつもより因縁の度合いが薄いけれど、読み手の心を腐食させるようなつくねさんは目立っていたな。

  • 澤水月 さん

    深澤夜氏「家鳴り」。絶滅危惧種な40年前のバンカラと当時の軽薄男とのやりとりと不気味な家屋の話だけは面白く読んだ

  • 柊よつか さん

    14名の書き手によるアンソロジー形式。今回のテーマは家族。海や山のように舞台が明確なものと違い、広く捉えることができるテーマだと思う。収められた話には、自分の家族、友人の家族、嫁ぎ先の家族、一族まで含めた家族、怪異側が家族なものなど様々。特に印象的な話は、不気味だが怪異もお店も元気な「賑やかな定食屋」、人騒がせな狐の「夫婦」、執拗に現れる「養豚業の家」、結末が悲しい「開けずの間」、切れない血縁が疎ましく思える「三角コーン」、結末が厭な「溶けた少女」。

  • 海星梨 さん

    KU。今回はあんまり。「つくねさんを最後に固めるとか悪意しかない笑」と思ったのが一番面白かったぐらい。「家族」「家」としばった時に、その話が出てこない年もあるよねって感じ。

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