お道具怪談 竹書房怪談文庫

加藤一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801937857
ISBN 10 : 4801937853
フォーマット
出版社
発行年月
2023年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;15

内容詳細

生活と仕事の相棒、道具に纏わる恐怖怪談集。パワハラで辞職した社員の愛用文具。ねこばばした上司を襲う惨劇の音…「笑うホッチキス」、亡き姑自慢の古漬けに使われていた漬物石。嫁が触ると…「つけてくる石」、神棚に鉋を祀る家。罪人の拷問に使用した物だというが…「滲む脂」、先輩大工が遺した道具箱。細工された隠し底に入っていた物は…「二人ハ夫婦」、古民家宿から譲り受けた孫の手。大事に使えと言われたが…「孫の手」、先祖代々受け継がれてきた砥石台。最高の切れ味の秘密は…「研ぐということ」、病床の父から怪異な物が見たくなったら使えと渡されたブリキ片。どうやらバケツの部品らしいのだが…「バケツに棲むもの」他、いわくつきの物怪40話!

【著者紹介】
加藤一著 : 1967年静岡県生まれ。老舗怪談シリーズ『「超」怖い話』四代目編著者。また新人発掘を目的とした怪談コンテスト「超‐1」を企画主宰、そこから生まれた新レーベル「恐怖箱」シリーズの箱詰め職人(編者)としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 雨 さん

    色んな道具が出てきたがやはり工具に関する話が多かった。いつの間にか怪我してたりとかヤバい。

  • 高宮朱雀 さん

    小さい頃から物には念が宿るので大切に扱うべきという認識がある為、怖いというよりは至極当然という感覚で読了。特に職人さんなどは仕事にプライドを持ち、且つ道具も自身の一部だと手入れにも気を付けて生きて来たはずだ。形見分けなんて…遺族は良かれと思ってしているのかも知れないが、燃やせる物であれば御遺体と一緒に送って差し上げるのが賢明な判断だろう。 所有する時間に関係なく、誰かの強い愛着を受け、その思いが行き過ぎて寧ろ執着に繋がりかねない物を、例え家族であっても第三者が手にすべきではないと思う。他人なら尚の事…。

  • eyemu さん

    八百万の神様的な話が多いかな?…と、なぜかプラス思考で読み始めたけど、そんなことなくて。 まぁ、しっかり怪異でした。 毎日手にとって使うものだから、そうはなりますよね。

  • qoop さん

    器物にまつわる怪談を集めたアンソロジー。単純に器物を呪具と捉えるだけでなく、器物を扱うシチュエーションに関わる怪異などを含んでいるためバリエーション豊かで飽きさせない。中では怪異と器物の関係に意外性のある〈バケツに棲むもの〉がとりわけ趣味だった。

  • あき さん

    付喪神とか呪具とか物には念が籠もりやすいんだろう。人に祟るモノがどこに流れて行ったのかわからなくなるのは嫌すぎる。勝手に動く(霊が動かしてる)機械の動きで「ベテランの水道屋だな」と判断する話が面白かった。判断出来る人もベテランってことだよなあ。

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