コッペリア 講談社文庫

加納朋子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062754453
ISBN 10 : 4062754452
フォーマット
出版社
発行年月
2006年07月
日本
追加情報
:
15cm,369p

内容詳細

恋をした相手は人形だった。作者は如月まゆら。だが、人形はエキセントリックな天才作家自らの手で破壊されてしまう。修復を進める僕の目の前に、人形に生き写しの女優・聖が現れた。まゆらドールと女優が競演を果たすとき、僕らは?日本推理作家協会賞受賞作家が新境地を開く、初めての長編ミステリー。

【著者紹介】
加納朋子 : 福岡県生まれ。文教大学女子短期大学部文芸科卒業。OLを経て1992年『ななつのこ』で鮎川哲也賞を受賞、作家デビュー。’95年「ガラスの麒麟」で日本推理作家協会賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 相田うえお さん

    ★★★☆☆18062 芸術は爆発だ!この小説も爆発だ!一般的感覚から乖離した世界観にびっくり。狂気すら感じる場面もあり、今までのイメージからは考えられない異色の作品? 【脱線話】照る照る坊主、誰もが一度は作ったでしょ?これ、顔を描かずに のっぺら坊で吊るすのが正しいとの事。雨になっちゃった人は顔を描いてたかな? 【ついで話】「痛いの痛いの飛んでけー」って小ちゃい頃やってもらった記憶があるけど、痛いの飛ばない。。【おまけ話】蚊に刺されたらポコペンと爪で十字に凹ませると痒くないというが、、やっぱり痒い。。。

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    人形に関わる人たちの物語。加納さんにしては重い雰囲気。中盤くらいで事件が解決?してしまうが、三章の解決編?を読んで騙されていたなと後で気づいた。

  • papako さん

    期待以上に楽しめた!人形に執着する人たちの愛の物語。ただの人形フェティシズムにとどまらない。加納さんってこういうトリック使ってましたっけ?アリスシリーズは近いのか?叙述トリックで、??となりましたが、最後はとても可愛らしい結末に。結婚しよう?と言われたまゆらの一言、効いたなぁ。不器用な彼女、もう少し素直になれていれば違った幸せもあったのかも。創作人形という特殊なアイテムがうまく機能して、物語の世界の深みにつながっていたと思います。満足です。さてさて後は最新刊!

  • ジンベエ親分 さん

    加納朋子には珍しく長編で、珍しく人が死ぬ話で、珍しくカリカリにトリックを張り巡らせた小説だった。人形に執着する、というより人形にしか執着できない欠落した男2人と演技することしかできない、やはり欠落した女の視点が交互に語られる。彼らはある卓越した人形師を通して結びついているのだが、中盤でどんでん返しが。普通ならできるだけ最後に配置するどんでん返しを中盤過ぎに惜しげもなく曝したり、この著者には珍しい技巧を凝らしたりと特異な作品なのだけど、紛れもなく加納作品。何よりこんなに高慢チキな聖子が魅力的なのが凄い。

  • KAN さん

    さすがです。気づかなかった。

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人物・団体紹介

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加納朋子

1966年福岡県生まれ。文教大学女子短期大学部卒。92年『ななつのこ』で第三回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。95年「ガラスの麒麟」で第四十八回日本推理作家協会賞を、2008年『レインレイン・ボウ』で第一回京都水無月大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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