ぐるぐる猿と歌う鳥 ミステリーランド

加納朋子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062705837
ISBN 10 : 4062705834
フォーマット
出版社
発行年月
2007年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,322p

内容詳細

5年生の春、森は北九州へ転校することになった。東京では嫌われ者の森だったが、引っ越し先の社宅の子どもたちは丸ごと受け入れてくれた。しかし森は次第に感じていた。ここには何か秘密がある。もしくは謎が…。

【著者紹介】
加納朋子 : 1966年福岡県北九州市生まれ。文教大学女子短期大学部文芸科卒業後、メーカー勤務を経て、1992年『ななつのこ』で第三回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。1995年『ガラスの麒麟』で第四十八回日本推理作家協会賞、第六回北九州市民文化奨励賞受賞

久世早苗 : 1977年滋賀県生まれ。京都精華大学美術学部卒業後、テキスタイルデザイン会社に入社し、服地のデザインに携わる。絵本作家を志し2005年に退職。現在は絵本やイラストの制作、個展などを中心に活動中。2006年、第二十八回講談社絵本新人賞佳作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    3つの日常の謎を解く。ミステリーランドらしいお話で面白かった。最後のシーンもイイ感じ。

  • takaC さん

    文庫で既読ながらぐるぐる猿とハミングバードの屋上絵(の挿絵)を見たくてミステリーランド版も読んでみた。でも肝心のその辺は挿絵がなかった。表紙の絵でがまんかな。↑はケース入り画像みたいで猿が見えにくいけどね。

  • エンブレムT さん

    映画版ジャイアン(決してTV版じゃない!通じるよね?・笑)のような少年の目線で語られる、「続編出して〜!」って思ってしまうワクワク出来る作品でした。ノスタルジックでちょっと不思議なファンタジー物語かと思って読み進めていたのですが、思いのほかシリアスな問題を抱えた現実に向き合った物語でありました。社宅に隠された秘密。子供だけで守り通そうとしているある秘密。子供であるゆえの限界と子供だからこその力。自分たちでギリギリのところまで大切な者を守ろうとしている、その覚悟が眩しいです。皆がずっと友達でありますように。

  • へくとぱすかる さん

    子どもの世界を描くとはいえ、しっかりと本格ミステリとして成立している点がすごい。事件性はないが、子どもと大人の間にある軋轢などの事情が、しっかりとミステリとして奥行きのある謎を醸し出している。北九州の方言いっぱいでセリフが書かれているが、こういう世界に急に入ってしまった子どもは、言葉に閉じ込められたように感じて、さぞ戸惑うことだろう。もちろん大人とちがって、すぐに言葉の壁はなくなっていくだろう。「社宅の秘密」もそうだが、主人公の抱えていた謎が解かれる場面には圧倒された。子どもにだって自分の歴史があるんだ。

  • ゆみねこ さん

    乱暴者、いじめっ子のレッテルを貼られた高見森(シン)は父の転勤で東京の団地から北九州の社宅へ引越す。平屋建ての社宅が連なるその一帯の学校、子供の世界と大人の社会の関わり。不思議な仲間パック。とても素敵な物語。お勧め本です。

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加納朋子

1966年福岡県生まれ。文教大学女子短期大学部卒。92年『ななつのこ』で第三回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。95年「ガラスの麒麟」で第四十八回日本推理作家協会賞を、2008年『レインレイン・ボウ』で第一回京都水無月大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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