失われたミカドの秘紋 エルサレムからヤマトへ 「漢字」がすべてを語りだす! 祥伝社文庫

加治将一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396340803
ISBN 10 : 439634080X
フォーマット
出版社
発行年月
2014年12月
日本
追加情報
:
536p;16

内容詳細

「天皇の真実を公表する」そう息巻いていた友人が死んだ。歴史作家・望月真司はその死に疑問を抱き、彼が知った事実を調べるため、支那大陸へ。そこで目にしたのは、キリスト教が中国で流行したことを示す石碑、そして古くからあるイスラム教の寺院。これらが望月の頭の中で結び付けられたとき、ヤマト民族の起源が浮上する!真の古代史を追求する、驚愕の歴史ロマン。

【著者紹介】
加治将一 : 1948年生まれ。米国でのビジネスを経て、帰国後執筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Bugsy Malone さん

    著者の分身ともいうべき歴史作家望月真司が、友人の謎の死をきっかけに隠された真の歴史を追う。今作は日本の漢字に焦点をあて、明治天皇すり替え説までもが霞んでしまうヤマト民族と天皇、日本神話と仏教の起源に迫って行く。そのルーツは朝鮮半島、中国、インドを越え遥かエルサレム、ローマにまで及ぶ。聞き慣れたユダヤ人渡来説や騎馬民族渡来説の真実、「ヤマト」「ミカド」の語源とは?「日本」の読みは何故「ニッポン」なのか?こじつけだけでは無い説得力があり、既刊同様非常に面白く読めた。引き続き加治さんを追いかけたいと思います。

  • とも さん

    ★★★★☆あまり評価の高い作品ではなかったけれど、いやはや傑作。題名から、漢字の成り立ちからよくある日ユ論へとつなげていくのだろうとタカをくくっていたが、いやはややはりそんなところではとどまらないのが加治将一。中国の史書は司馬遷に始まる政治非介入という刷り込みをあっさり排し、商、殷より始まる歴代の中国王朝が漢民族ではなかったとその書に疑問を展開。また、古代日本が徹底的に攻め込んでおり、白村江までは日本が朝鮮を植民地下していた件では、兎に角スカッとする。

  • しーふぉ さん

    ユダヤと日本の関わりについては言葉が似ているとかキリストの墓があるとか都市伝説があるがそういう類いの話しを小説にしている。この人の本は他の作品も書き方に品がないというか、反発を覚えながら読むのに何故か読んじゃう。まさかそれを計算しているのか⁈

  • TheWho さん

    日猶同祖論を下敷きに日本の古代、天皇迄を言及した一冊。隠蔽された真実の天皇論を唱える友人の死を切欠に、天皇を含めた真実の日本民族の成り立ちを究明すべく支那に渡った作家の主人公を軸に、謎多き古代日本のみならず古代支那の真実とユダヤ世界が交錯する正に日本版ダビンチコード。物語は、日猶同祖論の失われた10部族のみならず、ネストリ派キリスト教である景教、キリストの兄弟、そして神道、天皇家の秘密等盛り沢山な謎を絡み合い言及している。歴史ミステリーとしては、中途半端な結末だが、十分楽しめた興味深い一冊です。

  • ねこめ さん

    歴史ってすごいな。いろんな受け止めがある。友達から借りた本。自分だけでは出会わなかっただろうから、読む機会があって良かったのかも。バベルの塔の時代、バビロンとかソロモンとかって、私にとってはもう歴史を通り越してミステリアスな領域。漢字については一部は勉強にもなり、一部こじつけにも感じる。ユカさんは生徒に歴史を伝える時に教科書の記述と混乱しないのかな。

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人物・団体紹介

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加治将一

1948年、札幌市生まれ。米国でビジネスを手がけ、帰国後、執筆活動に入る。『ビバリーヒルズ・コンプレックス』(文藝春秋)で作家デビューし、常に話題作を発表し続ける。ユニークな歴史観、世界観からテレビ出演や講演も多くこなしている

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