トランプ大統領とアメリカの真実

副島隆彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784537261530
ISBN 10 : 4537261536
フォーマット
出版社
発行年月
2016年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
286p;19

内容詳細

アメリカ大統領選で荒れ狂うポピュリズムの嵐―。草の根の保守的な中間・下層白人の怒りを体現するドナルド・トランプとは何者か?なぜ、アメリカ国民はトランプに懸けるのか?違法移民、学歴競争、妊娠中絶問題から、イスラム国、戦争参加、日本の核保有、米軍撤退問題まで、リアルで苛烈なアメリカ国内の政治思想対立を解説。ポピュリズム、アイソレーショニズム(国内問題優先主義)、リバータリアニズムをキーワードに、ドナルド・トランプの人間像を読み解く。アメリカ社会の荒々しい裏側と世界最先端の動きがよくわかる!

目次 : 第1章 トランプ大統領の誕生/ 第2章 トランプ旋風とアメリカ大統領選の行方/ 第3章 ドナルド・トランプとは何者か/ 第4章 アメリカのアイソレーショニストとポピュリストたち/ 第5章 リバータリアニズムとアメリカ政治思想/ 第6章 ヒラリーなら第3次世界大戦になる

【著者紹介】
副島隆彦 : 評論家。副島国家戦略研究所(SNSI)主宰。1953年、福岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師、常葉大学教授等を歴任。政治思想、金融・経済、歴史、社会時事評論などさまざまな分野で真実を暴く。「日本属国論」とアメリカ政治研究を柱に、日本が採るべき自立の国家戦略を提起、精力的に執筆・講演活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 九曜紋 さん

    これは「予言者」副島隆彦の未来予知の書である。次期大統領はドナルド・トランプになる。コアな米国民がisolationism(孤立主義は誤訳。国内問題優先主義)を志向しているからだ。ヒラリーが大統領になると必ず大戦争(ラージ・ウォー)を起こす。だからトランプしかない。そうなれば片務的な日米安保条約は破棄されるか或は米軍の駐留費として莫大な出費を強いられる。その帰結としてトランプは日本の核武装容認を明言。トランプ大統領の衝撃は幕末の黒船来航に匹敵するインパクトをもたらす。日本の覚悟が問われる。

  • やす さん

    著者が著者なので「えぇ〜」「そうかしら」と思う箇所も多いが、トランプ大統領の浮き沈み激しい人生とヒラリーの胡散臭さ、決して一枚岩ではないアメリカの現状など興味深く読めた。

  • 犬養三千代 さん

    トランプが大統領になる前に書かれた本。大統領就任を見事に当てた。 ロックフェラーとキッシンジャーを味方につけた時点で確信したという。それだけではなく、アメリカの政治思想の解説も兼ねている。 交渉と妥協でこれからのアメリカを牽引していけるのか? アメリカにはもう戦争する余力 資金がないのはよくわかった。

  • 田中峰和 さん

    トランプ勝利の半年前に書かれた本だが、予測は見事に当たっている。トランプがキッシンジャーを訪問した5月の時点で勝利を確信したという。この頃は101歳の世界皇帝ロックフェラーも存命、その直臣と面会したことでトランプの勝ちに繋がる。要はヒラリーが世界皇帝に捨てられトランプが選ばれたのだ。著者はヒラリー嫌い。カダフィ殺害指示を出したヒラリーは、下層白人女性にとくに嫌われる。彼女が大統領になれば確実に戦争を起こすから。借金帳消しのための戦争で息子を奪われたくない。高卒低学力の子には徴兵に準ずる制度が今もあるから。

  • usajiro さん

    昨年6月にロックフェラーの直臣であるキッシンジャーのもとをトランプが訪れたからトランプが大統領になることがわかったとのこと。ロックフェラーは選挙の得票数まで左右する力をもっているのか?というのはちょっと疑問に思ったが2016年6月の時点で娘のイヴァンカとその娘婿(米国ユダヤコミュニティの大物)の政治への介入をほぼ予言しているのはすごい。

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副島隆彦

評論家。副島国家戦略研究所(SNSI)主宰。1953年、福岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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