証言UWF 最後の真実

前田日明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784800271235
ISBN 10 : 4800271231
フォーマット
出版社
発行年月
2017年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
379p;19

内容詳細

本書は、新間寿が1984年3月に創立、85年9月に活動休止した第一次UWF(ユニバーサル・レスリング連盟)、 そして前田日明が88年5月に旗揚げし、90年12月に崩壊した新生UWFに所属、関係したレスラーおよび関係者、17名による証言集である。内紛、確執、不和……プロレスと格闘技の間を漂流し続けた男たちの魂の叫び――。

第1章 「前田日明」の苦悩と怒り
前田日明 「メシが食えるのなら、間違いなく佐山さんの言う通りにやった」

第2章 「U」創成期の真実
更級四郎、杉山頴男、ターザン山本
3人の黒幕≠ェ語る「UWFと『週刊プロレス』」全内幕

第3章 「U」に賭けた男たち
藤原喜明 組長が語る「天才・佐山聡」の功罪と「メガネスーパー」
山崎一夫 「前田さんの“暴言”をフロント陣はこっそり録音していた」

第4章 「U」に翻弄された男たち
新間寿 「猪木、タイガー、ホーガン」招聘計画はどこで狂ったのか
上井文彦 「『海外UWF』と書かれた水色の給料袋を忘れたことがない」

第5章 「新弟子」たちの叫び
中野巽耀 「前田さんは力任せ、スパーリングで一番だったのは田延彦」
宮戸優光 「前田さんと若手の分断を画策していた神社長が許せなかった」
安生洋二 「前田さんが宮戸さんを『新弟子』と呼び続けたことがすべて」

第6章 「新生」を生き抜いた男たち
船木誠勝 「『なんでやっちゃわないんだ?』と言われたが、できなかった」
鈴木みのる 「前田さんへの確執はあったが存続させるためにウソをついた」
田村潔司 「選手全員が神社長から興行の売り上げデータを見せられている」
垣原賢人 「道場の練習をそのまま出してはいけないのか?」という葛藤

第7章 「崩壊」の目撃者たち
川ア浩市 「前田さんには伝えず、神社長は自分の給料を上げ続けていた」
尾崎允実 「“解散宣言”直後に前田は涙声で『俺、どうしたらええんやろ』」

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • Y2K☮ さん

    まるで芥川の「藪の中」。記憶違いや誤解の域を超えている。前田日明の章はいわば基調講演。ここだけ読むと「やっぱり前田が正しい」になるがページを進める内に眉がベトベト。彼の言葉はスティーブ・ジョブズと同じ「現実歪曲フィールド」を形成しているのか。当時若手だった安生や船木、鈴木、田村らの見解が存外鋭い。末端の人間って何も知らない様で実は裏まで気づいてる。そして読了後にうっすらと浮かび上がる何か。勿論一読者である私にとっての真実だから誰にも云わない。誰かが悪いという見方もしたくない。誰もが純で熱くて不器用だった。

  • ちろたろう さん

    他人のせいにしているだけよりは、自身の非を認めてたり、反省していると、より真実さを感じる。

  • 鉄之助 さん

    立場が違う17人の証言が、時には微妙に食い違い、副題である「最期の真実」に迫ろうとした力作。新生UWFの社長が、不正経理を働いたのか、働かなかったのか? 見方が変われば正反対の結論となるのも、うなずける。たった一言で、その後の人生が変わる瞬間が、何人にも繰り広げられ実に、ドラマチック。だから、UWFは面白い!

  • 0607xxx さん

    「強さ」を求めたUWFの男達。人それぞれの想いや言葉があり、真実は1つではないように思う。高田延彦の証言が無かったのは残念だが、それでも十分面白かった。

  • スプリント さん

    UWFに関わった様々な人からの証言集です。あの時何があって誰が裏切り、誰が筋を通したのか。善人に思えた人がある人から痛烈に罵倒され、またその逆もあり、人間模様が面白いです。さすがに渦中の人神社長の証言は乗っていないのが残念。

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