本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」 「戦後再発見」双書

前泊博盛

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784422300528
ISBN 10 : 4422300520
フォーマット
出版社
発行年月
2013年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
397p;19

内容詳細

原発再稼働、不況下の大増税、オスプレイ強行配備、TPP参加、憲法改正…日本はなぜ、こんな国になってしまったのか?「戦後日本」最大の闇に迫る。

目次 : 1 日米地位協定Q&A(日米地位協定って何ですか?/ いつ、どのようにして結ばれたのですか?/ 具体的に何が問題なのですか?/ なぜ米軍ヘリの墜落現場を米兵が封鎖できるのですか?その法的根拠は何ですか?/ 東京大学にオスプレイが墜落したら、どうなるのですか?/ オスプレイはどこを飛ぶのですか?なぜ日本政府は危険な軍用機の飛行を拒否できないのですか?また、どうして住宅地で危険な低空飛行訓練ができるのですか?/ ひどい騒音であきらかな人権侵害が起きているのに、なぜ裁判所は飛行中止の判決を出さないのですか?/ どうして米兵が犯罪をおかしても罰せられないのですか?/ 米軍が希望すれば、日本全国どこでも基地にできるというのは本当ですか?/ 現在の「日米地位協定」と旧安保条約時代の「日米行政協定」は、どこがちがうのですか? ほか)/ 2 外務省機密文書「日米地位協定の考え方」とは何か/ 資料編 「日米地位協定」全文と解説

【著者紹介】
前泊博盛 : 1960年生まれ。「琉球新報」論説委員長をへて、沖縄国際大学大学院教授。2004年、「地位協定取材班」として、JCJ(日本ジャーナリスト会議)大賞、石橋湛山記念・早稲田ジャーナリズム大賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • よこしま さん

    明日6月23日は沖縄の「慰霊の日」です。◆沖縄決戦で日本人死者20万人のうち、約半分の約9万4千人が民間の方です。米軍だけでなく、日本軍から自決しろと命令されたと思うと。◆その後、米国領土となり、在日米軍基地の75%が狭い沖縄に置かれました。これを嘆願したのが昭和天皇なのですから、沖縄の皆さんが怒るのも当然です。◆砂川事件。今の安保理法で議題にされてます。今の立川市。基地拡張反対の市民が施設に入り逮捕されたのが事件。地裁の伊達判決では9条が適用され無罪でしたが、いきなり最高裁に飛びます。↓つづく

  • 燃えつきた棒 さん

    この本を読んでいる間、大江健三郎の「人間の羊」とトマス・ハリスの「羊たちの沈黙」が頭から離れなかった。 地位協定の改定が実現しない理由を、国会議員、外務・防衛官僚などに聞いた回答は以下のとおり。 『「そもそも地位協定を改定できるだけの能力をもった人材がいない。」

  • ステビア さん

    吉田ドクトリンの遺産。これは対米従属といわれても仕方ない

  • Kazehikanai さん

    日米地位協定の位置付けとその意味。それによって引き起こされてきた数々の問題。他国と比較して日本の特殊さが浮き彫りになる。高校生にもわかるというシリーズだが、普通の大人たちも多くは知らないだろうことがたくさんある。そういう意味でもとても意義深い。もっとも米国人のほとんどがイラクを地図で指差せないのと同様、皆が同程度に理解するのは不可能だし、無意味。知るべき人が知らないことに問題がある。いずれにしても勉強になった。あくまで一つの見方として。

  • とうゆ さん

    敗戦から70年もの時が過ぎた現在でも、米軍は日本に駐留し続けている。もはやイラクの米軍でさえ撤退しているのにだ。それを可能にしているのが日米安保条約であり、日米地位協定だ。日米地位協定ではアメリカ軍に多大な権利と義務の免除が与えられている。例えば、在日米兵が公務中に犯罪を犯したら、日本に裁判権はない。それどころか、例え公務外に在日米兵を逮捕しても、日本がアメリカに配慮して裁判権を放棄することも多々ある。なので、在日米兵被疑者の起訴率はとても低い。他の不条理な現実は、ぜひ本を読んで確かめてみてほしい。

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