生きづらさに立ち向かう

前川喜平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000613712
ISBN 10 : 4000613715
フォーマット
出版社
発行年月
2019年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
148p;19

内容詳細

少子化の進行が止まらず、選挙の投票率も低迷。学校では管理と選別が強化され、先進国で唯一若者の死因の第一位が自殺。女性たちはセクハラにさらされ、SNSではちょっとした発言が炎上し、激しいバッシングを受ける…。なぜこれほど息苦しく、生きづらい社会になってしまったのか。教育、女性、政治を軸に、三人が変革の可能性を語り合う。

目次 : 1 歪められる教育と学問(学力テストと入学試験/ 学問が歪められる ほか)/ 2 女性のエンパワメント(女性のエンパワメント/ 女性議員を増やす ほか)/ 3 教育と政治(二〇一九年参議院選挙の結果をどう考えるか/ 徐々に現れてきた教育基本法改正の影響 ほか)/ 4 生きづらさに立ち向かう(社会の問題に気づく/ 男性の意識変革 ほか)

【著者紹介】
前川喜平 : 現代教育行政研究会代表。1955年奈良県生まれ。東京大学法学部卒業後、1979年文部省入省。2016年文部科学事務次官。2017年1月に退官

三浦まり : 政治学者。上智大学法学部教授。1967年東京都生まれ。カリフォルニア大学バークレー校政治学博士課程修了。Ph.D.(政治学)。東京大学社会科学研究所研究員などを経て現職

福島みずほ : 参議院議員。社民党副党首。1955年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業後、弁護士登録。1998年社民党から立候補し、参議院議員に初当選。社民党党首、内閣府特命担当大臣(男女共同参画等)を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • けんとまん1007 さん

    今のこの国は、生きづらい場面が多いと思うし、そういう空気が作り出されていると思う。それは、あらゆる場に広がっていて、何となくではあるが、意図を感じる場合も多い。そんな場面を切り取った1冊。ますます、短期的思考になり、個人的思考になり、希望も薄っぺらになっていて、それを喜んでいる輩たちがいる。だからこそ、一歩でもと思う。

  • 雨巫女。@新潮部 さん

    《私-図書館》生きづらいのが、益々コロナウィルスのせいで、もっと生きづらい。つらいよね。

  • れい さん

    【中央図書館】誰もが生きづらい。しかし、この中でもマイノリティの人は更に生きづらい。生きづらさを変えるためには、政治になるのだろうか。安部政権や維新に対する批判が多く見られた。独裁へ向かおうとする政権。物事をしっかりと吟味する力を育てることのできる、教育の場を建て直し、弱者一人一人がエンパワメントされ立ち上がって、社会という怪物に訴えかけることでしか、何も変えることはできないのかもしれない。

  • やん さん

    「日本の社会は民主化しきれていないというか、自由の価値が十分に認識されていない。そういう社会のままになっているのではないか」これは重要な指摘。面従腹背だけでは説明しきれないほど、服従を好む人がいるのではないか。無知や不安が不寛容を生み、自ら生きづらい社会を作っているように感じる。のびのびではなく縮こまる社会。「生きづらさを感じることはあなたの才能」「あなたの感受性」「あなたの可能性」かもしれない。「自分の感受性くらい、自分で守れ、ばかものよ」(茨木のり子)

  • pippibato さん

    統一され、抑圧される学校、それを進める政治。 女性に対する価値観の押しつけや、配慮の欠如。 問題はいくらでも転がっていて、それを解決するために自分なりの方法で動くことは必須なんだと言われているような気すらする一冊でした😌

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