先生のための小学校プログラミング教育がよくわかる本

利根川裕太

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784798150741
ISBN 10 : 4798150746
フォーマット
出版社
発行年月
2017年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
佐藤智 ,  
追加情報
:
144p;26

内容詳細

2020年より小学校でプログラミング教育が義務化されますが、そもそも何をすればよいか、何が目的なのかがよくわからず、不安を抱えている先生が多いのが現状です。本書は、そのような不安や悩みを解消するための本です。どうして、いま何のためのプログラミング必修化なのか?そもそもプログラミングとは何か、何を教えればよいのか?政府や文部科学省が提示する方針や目指すもの、小学校ですでに始まっているプログラミング教育の事例、授業や指導案をつくるコツ、推進・実践するためのアドバイスなど、小学校でプログラミング教育を実践するために必要なことをわかりやすく解説していきます。

目次 : 第1章 コンピュータとプログラミング(コンピュータとは何か?/ コンピュータの動きを決めるプログラミング ほか)/ 第2章 プログラミング教育が目指すもの(日本社会をあげて必要となったプログラミング教育/ クラスの半分がコンピュータにより仕事がなくなる!? ほか)/ 第3章 小学校でプログラミング教育を実施するポイント(小学校現場に求められるプログラミング教育/ どのような教科に盛り込むか? ほか)/ 第4章 プログラミング教育の授業実践例(国語 茨城県・古河市立大和田小学校―時系列に物事を整理するプログラミング的思考で作文の力を上げる/ 算数 東京都・狛江市立狛江第五小学校―「正多角形の角」の理解のためにプログラミング教育を掛け合わせる ほか)/ 第5章 新たな取り組みを始めるために―先人の経験に学ぶ(自治体 石川県・加賀市/ 教育委員会 埼玉県・戸田市 ほか)/ 付録A プログラミング教材一覧/ 付録B 新小学校学習指導要領と解説(抜粋)―プログラミング教育の位置付け

【著者紹介】
利根川裕太 : 一般社団法人みんなのコード代表。慶應義塾大学経済学部卒業後不動産デベロッパーへの勤務を経て2011年よりラクスル株式会社に立ち上げより参画。2014年Hour of Codeのボランティア実施後プログラミング教育の必要性を感じ、2015年7月一般社団法人みんなのコードを設立し代表理事に就任。2016年、文部科学省「小学校段階における論理的思考力や創造性、問題解決能力等の育成とプログラミング教育に関する有識者会議」委員

佐藤智 : 横浜国立大学大学院教育学研究科修了。教員免許を取得。ビジネス系出版社にて書店営業部、制作部の勤務を経て、ベネッセコーポレーション教育研究開発センターにて、教育情報誌の編集・制作を行う。その後、ライターとして独立。現在、株式会社レゾンクリエイトの取締役兼ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • えちぜんや よーた さん

    プログラミング教育に対して、現場の先生がされている工夫や努力には頭が下がる思いがする。だが胴元の文科省が考えていることには何かとツッコミたくなる。例えば「プログラミング思考」というキラーワードについて。「筋道を立てて論理的に考えていく力」のことを指すらしいが、子供にそんな力がついてしまったら、文科省の存在そのものが危うくなるんじゃないか?あと新・学習指導要領には「情報化社会を生き抜く力」とは書いてあってもブログでアフィリエト、Webサイトの構築、プラグインの開発など「自力で金を稼げる力」とは書いていない。

  • sho_kisaragi さん

    文科省がプログラミング教育を推進する理由を、文科省の資料と、文科省へのヒアリングを元に一章が構成されてます。今後の学習要項を考慮する上での重要な部分がまとまっていてありがたいです。他、授業の事例紹介や、すでに自治体で整備している状況が複数説明されているのは重要なポイント。専用のプログラミング授業ができるでなく、各学科に取り込まれる点については、メリデメをはっきりしないと不安要素になりそう。教師側が教えることよりも、環境を提供して生徒側に任せるスタイルは一般的な姿か。モブプログラミング的な教育が最適に感じる

  • だとじう さん

    先行事例、推進・実践のコツは、かなり参考になる。

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