連合赤軍事件 50年目の真相 宝島SUGOI文庫

別冊宝島編集部

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784299012340
ISBN 10 : 4299012348
フォーマット
出版社
発行年月
2020年12月
日本
追加情報
:
255p;16

内容詳細

学生運動末期のハイライトシーンとなった「連合赤軍事件」から半世紀。革命を目指した「よど号事件」、日本を震撼させた「山岳ベース事件」、そして歴史的視聴率を記録した「あさま山荘事件」ほか、証言と資料で振り返るノンフィクション。時代の波を真っ向からかぶった「全共闘世代」たちの総括の書。

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読書メーターレビュー

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  • 藤瀬こうたろー さん

    生まれる前の話ですが、思想第一主義の恐ろしさがよく分かる出来事だと思ってこの事件には前から関心を持ってました。永田洋子って素はほんと真面目で一途だったんだと思うけど、自分の考えは絶対正しい→自分の言う通りやれば革命はうまくいく→異を唱える者は全て排除、みたいないびつな形にどんどん変貌したんでしょうね。「総括」って結局殺すための方便みたいなもので・・・。思想主義国家って、スターリンとかポルポト、そして彼の国のボスもみんなその道を辿ってますよね。その彼の国にあって、「よど号」事件のメンバーは今何を思うのかな。

  • ZUSHIO さん

    50年前の三島由紀夫自決同様、連合赤軍関係の本はなぜか衝動的に買ってしまうのだが、この山岳ベース事件の控訴審判決文による全描写は、壮絶すぎた。 若松孝二監督の『実録・連合赤軍』すら実はかなりオブラートに包んでいた事が分かり愕然とする。 「思想」に駆られて思考を失った人間の狂気を改めて確認した。

  • ちょーのすけ さん

    小学校低学年の頃に通っていた歯医者に貼られていた指名手配犯ポスターで馴染んでいた名前を、後にあさま山荘事件で鮮烈に印象付けられたのだった。なので、興味深く読んだのだけれど、最終章だけは胸糞悪過ぎて流し読み。人はこんなにも残酷になれるものなのだ。自分だって何かのきっかけでそうなるのかもしれないこと、それを心に刻んでおきたい。籠城中に坂東の父が自殺したんだったなと思い出した。近年知ったことだけど、息子が凄惨なリンチで殺されたことも知らず、寺岡の父はそこに息子がいると信じて投降を呼びかけたそうだ。辛いね。

  • 加藤久和 さん

    内容は充実していると思います。『連合赤軍「先鋭化」の原点』として、あまり知られてはいない印旛沼事件について詳しく書かれています。この事件を知るにつけ、後の山岳ベースでの惨劇は運命づけられていたような印象を受けます。山岳ベースから逃走し組織を権力に売ろうとしたとの疑いをかけられて印旛沼事件で犠牲になった元メンバーのM氏が言ったという「あんなクソみたいな所で、クソみたいな連中と一緒にやって行くのは真っ平ごめんだ」という言葉が、案外連合赤軍事件の本質を言い当てているのかもしれません。

  • ぷるぷる さん

    本書の表現を借りると「過去に迷惑な事件を起こした自業自得の犯罪グループ」のお話。もしも当時どっかの国がこの人達を支援してたらIRAみたいになってたのかとか今で言ったら原理主義者みたいなものかと思いましたが結局ワケわかりませんでした。「共産主義化するとどんな困難にも耐えられるようになり弾に当たっても死ななくなって無感情で人を殺せる革命家になるので人民を幸せにできる」んだそうです。聖地巡礼、再現映画の密着ルポ、よど号事件犯人へのインタビュー、あさま山荘事件、女性リーダーの紹介、山岳ベース事件でオシマイです。

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