剣樹抄 不動智の章 文春文庫

冲方丁

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167921088
ISBN 10 : 4167921081
フォーマット
出版社
発行年月
2023年10月
日本
追加情報
:
400p;16

内容詳細

幕府の隠密組織「拾人衆」の一員となった無宿の少年、六維了助。明暦の大火を引き起こした盗賊の「極楽組」を追う中で、父を殺した憎き男の正体が慕っていた光國と知る。裏切られた思いで仇討ちに走る了助を、剣術家の柳生義仙が取り押さえ、二人は廻国修行の旅へ―。傑作時代エンターテインメント第二弾!

【著者紹介】
冲方丁 : 1977年、岐阜県生まれ。96年、『黒い季節』で角川スニーカー大賞金賞を受賞しデビューする。2003年『マルドゥック・スクランブル』で日本SF大賞、10年『天地明察』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞、舟橋聖一文学賞、北東文芸賞を受賞し、第143回直木賞候補となった。12年、『光圀伝』で山田風太郎賞を受賞。16年、『十二人の死にたい子どもたち』で第156回直木賞候補、23年、『骨灰』で第169回直木賞候補。漫画の原作、アニメやゲームの脚本など、小説以外の分野でもその才能を発揮している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 活字スキー さん

    【「鬼が、人に返らねば……どうする」「さて。鬼には鬼の住み処がありますが」】暴れん坊将軍ならぬ暴れん坊黄門ことヤング光國の下、拾人衆の一員としての務めに励む了助。明暦の大火を引き起こし逃走した極楽組を追って、捜査と騒動の日々が続く。大都市・江戸を舞台として権謀術数と魑魅魍魎が蠢くサスペンスはなるほど『マルドゥック』シリーズの作者らしいな、と思う。主人公はどちらかと言うとバロットよりも『ばいアス』のベルに近いけど。過去の過ちを認めた光國に代わって了助を導く存在になりそうな義仙はさしずめマイスター・レイか。

  • ふう さん

    (2024.02.09)時代物はあまり読まないし、前作を読んでから時間が経っているので不安だったが、読み始めるとすぐその世界に引き込まれた。錦氷之介の生死もわからないし、極大師と光圀の対峙、そして何より了助と光圀の再会がまだなので、また続編があるのか?解説がドラマ化された時の脚本家さんで、最近問題になっている原作とドラマ化の問題にも通じる物があった。

  • かっさん さん

    剣樹抄 不動智の章 #冲方丁 #読了 シリーズ第2巻。主人公了助とその庇護者水戸光圀の因縁が発覚するところから始まる。剣術物っぽいタイトルだけど実は幕府を巻き込んだ権謀術数がストーリーの根っこ。そこにかかわる少年了助の成長が今回は顕著。最後もめちゃ気になる終わり方した。

  • こたろう さん

    義仙がいい人過ぎる。他の小説では悪者になることが多いのに。ちょっと新鮮。続編が楽しみです。

  • You さん

    メインの人達はとても上手に書けていて惹き込まれるが、骨子となるべき幕閣の大物、黒幕達が全く立っていない為にただのチャンバラ小説になってしまっているのが勿体無い。 権謀術数を魅せる為にもう少し丁寧に描いて欲しかったです。

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人物・団体紹介

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冲方丁

1977年岐阜県生まれ。96年大学在学中に「黒い季節」で第1回スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。以後、小説のみならず、ゲーム、コミック、アニメと活動を広げる。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、10年『天地明察』で第31回吉川英治文学賞、第7回本屋大賞、第4回舟橋聖一文

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