サタデーエッセー 冲方丁の読むラジオ 集英社文庫

冲方丁

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087445787
ISBN 10 : 408744578X
フォーマット
出版社
発行年月
2023年10月
日本
追加情報
:
208p;16

内容詳細

土曜朝のラジオ番組でのトーク8年分を文字でまとめ直した、おしゃべりエッセイ集。震災を経ての想いや、「人間の数え方」「日本の食」「正義感と正義の違い」など、その時々の関心事やふとした気づき、つい考えてしまうこと、周囲の人と語り合ったことなど、幅広いテーマを短くわかりやすく語り掛ける。人気作家の頭の中を覗きながら、考えるヒントが見つかる、楽しくてためになる1冊。

目次 : 人間の数え方(二〇一四年六月)/ 安心のかたち(二〇一四年九月)/ リーダーシップとVSOP(二〇一四年十二月)/ 食と命(二〇一五年三月)/ 大人になるとき(二〇一六年一月)/ 経験ってなんだろう?(二〇一六年四月)/ 美しいもの(二〇一六年七月)/ 便利な道具(二〇一六年十月)/ 約束されたレール(二〇一七年二月)/ フィクションってなんだろう?(二〇一七年五月)/ 名前という物語(二〇一七年八月)/ 日本の食(二〇一七年十一月)/ なんでだろうなあ(二〇一八年三月)/ 極論に走ると損をする(二〇一八年六月)/ 脱共感(二〇一八年九月)/ 七輪事件(二〇一九年四月)/ WHENの呪縛と反論できない日本人(二〇一九年七月)/ 常識の怖さ(二〇一九年十一月)/ ハーモニーとユニゾン(二〇二〇年二月)/ 嗜みと慎み(二〇二〇年八月)/ 反論と隣人(二〇二〇年十一月)/ 「普通」は存在しない(二〇二一年六月)/ 紛争について(二〇二〇年十月)/ 正義感は正義ではない(二〇二二年一月/八月)/ 話していたいだけかもしれない(二〇二二年五月)/ 数字の引力(二〇二二年十一月)

【著者紹介】
冲方丁 : 1977年岐阜県生まれ。96年大学在学中に「黒い季節」で第1回スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。以後、小説のみならず、ゲーム、コミック、アニメと活動を広げる。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、10年『天地明察』で第31回吉川英治文学賞、第7回本屋大賞、第4回舟橋聖一文学賞、第7回北東文芸賞、第4回大学読書人大賞、12年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    NHKのラジオ番組で冲方さんがトーク番組に出演していたとは知りませんでした。冲方さんの作品はあまり読んではいないのですが、このようなかなり幅広い分野でのエッセイ(番組ではトークですが)を書かれるとは思いませんでした。内容は非常にまじめで(例えばわたしの気にったものは「リーダーシップとVSOP」「WHENの呪縛と反論できない日本人」など)印象に残るものが多いと感じました。ここでは27回分が収められていますがもう少し出版してくれてもいいと思いました。放送がまだやっていたら聞いてみたい気がします。

  • Sato19601027 さん

    冲方先生がNHKラジオ第一「マイあさ!」のサタデーエッセー内で2014年6月〜2022年11月に話された内容を書き下した作品。小説の書き方におけるノウハウから、情報過多となった現代社会において、どのように生きるべきかの指針まで、批判や皮肉も込めながらまとめられている。「リーダーシップとVSOP」の項中の四つの目標や、自らのペンネームを「情熱と冷静」として紹介されている「名前という物語」の項が非常に面白かった。また、この本の中に登場する先生の作品「天地明察」「はなとゆめ」「麒麟児」も読みたいと思う。

  • とよぽん さん

    冲方丁さんの書かれたものを初めて読んだ。タイトルのNHKのラジオ番組はいつも聞いている。文章としてまとめられたものを読んでみて、とても幅広くアンテナを張っていらして、物事の本質を深く鋭く探って言葉にされていると思った。

  • 優希 さん

    まるで本当にラジオを聴いているような感覚になりました。時事ネタも盛り込み、冲方さんの目を通じて見える世間が興味深かったです。

  • 本の蟲 さん

    NHKラジオ第一『マイあさ!』番組内「サタデーエッセー」コーナーで冲方丁が出演し、語った内容を書籍化したもの。日常の疑問点から海外で育った自身の経験談。雑学、日本の食・経済・教育まで千差万別。日本人はノー・リリジョン(無神論)じゃなくフリー・リリジョン。動物の数え方や名前について、ドレミの音階の由来等雑学系は大変面白い。ただコロナやネット炎上、紛争などの世相を反映してか、後半になるつれ耳が痛い話が並ぶ

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冲方丁

1977年岐阜県生まれ。96年大学在学中に「黒い季節」で第1回スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。以後、小説のみならず、ゲーム、コミック、アニメと活動を広げる。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、10年『天地明察』で第31回吉川英治文学賞、第7回本屋大賞、第4回舟橋聖一文

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