いのちをいただく

内田美智子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784816707858
ISBN 10 : 4816707859
フォーマット
出版社
発行年月
2009年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,77p

内容詳細

熊本県の食肉加工センターに勤務し、「命と食」をテーマに講演を行う坂本義喜氏の体験談を基にした絵本。小学校の授業参観をきっかけに、坂本氏と息子のしのぶ君が食肉加工センターの仕事について語り合う。

ユーザーレビュー

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私達は生まれてから たくさんの命をいただ...

投稿日:2013/01/28 (月)

私達は生まれてから たくさんの命をいただいて こうやって生きています。 でも、目の前にあるものしか見ていないって 気づかされました。 生産者の方々の 愛情をこめて大切に育てている そんなあたたかい思いが 見えていませんでした。 食の向こう側まで見える感性を この本は気づかせてくれます。 絵本ですが、 大人に是非読んでいただきたい本です。 子ども達の心を育むために。

yoko さん | 滋賀県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゲンキ さん

    小学生の娘が、明日朝の読書の会で本書を朗読すると聞き一緒に読みました。本書は、クラスで「朝読書に読んでほしい本」一番に選ばれたとのことでした。食肉加工センターに勤めるお父さんが息子の授業参観に行ったときの話です。絵本ですが、ボロボロ泣けました😢私も娘も、奪われた命の意味も、食肉加工センターのお父さんのように生き物の命をとる方々の悲しみも知らず、肉などを食べていました。今日から改めて、生きていること、命をいただいていることに感謝して、手を合わせていただきます、ごちそうさま、と言いたい。食べ残さずに🙇

  • seacalf さん

    いのちをいただく。とても大切なことだけど、きちんと実感してないこの重いテーマを絵本という読みやすいかたちで提示してくれる。シンプルだけど、ずっしりとしたインパクト。素直に思い悩む食肉加工センターの坂本さんがとても素敵。しのぶくんや娘さん、おじいちゃんにお孫さん、担任の先生もみんな素敵。本編とは別の活動をされている巻末の八尋さん、村松さん、西さん達もそれぞれとても素晴らしくて頭が下がる。薄い本だけど、深く心に残る。自分のように、いのちを食べている実感を忘れがちな人にはおすすめの一冊。

  • masa さん

    80ページに満たない絵本なのに読んでいる間はずっと泣き通しだった。人が生きるということはたくさんの命を頂くこと。いろんな命を奪うこと。子供向けには勿論のこと、大人が読んでも今一度大事なことに気付かせてくれる素敵な本でした。以前、仕事で訪れた宮城県登米市の農業生産法人社長が語っていた言葉を思い出します。「今の子供達には鶏を絞めて食べるくらいの体験をさせないと、命の大切さや人が生きるということの原点は教えられない。」命を投げ出してくれた動植物へ「いただきます」と「ごちそうさま」は心を込めて言おう。1568

  • モリー さん

    生きることは、他の命を奪う事。命を奪うことは残酷なこと。しかし、私たちはその残酷さを覆い隠した暮らしになれ、命を粗末に扱っていはしましか。発砲トレイにパッケージされた肉は平気で切り刻めるが、目の前の生きた牛や魚をさばけるか?と問われたら、私もおそらくたじろぐだろう。まして、家族のように育てた牛の命を奪うなどということができようか。そういう仕事を誰かに担ってもらい、私たちは生きているのだ。「生教育」という言葉を本書で初めて目にした。蛇足だが、学校で習う教科化された「道徳教育」とやらより余程必要ではないか。

  • あじ さん

    〔絵本児童書〕私の生命を繋ぐのは、同じ生命を授かった動植物たち。彼らは命を聖火にして、絶え間なく私を生かしてくれている。犠牲の上に成り立つ私が唯一出来ること。それは「いただきます」「ごちそうさま」と、胸の中心で両手を合わせ感謝すること。そして残さず血肉とさせていただくこと。牛を可愛がる少女、食肉工場で働く息子を持つ父。動植物の殺生があって、私たちの口に届けられている。食べ物を大切にいただく…その心を養うのに本書は尽力している。食育の第一歩はここから語りたい。書籍案内『NO BOOK NO LIFE』で知る

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