若者よ、マルクスを読もう 2 蘇るマルクス

内田樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784780307146
ISBN 10 : 4780307147
フォーマット
出版社
発行年月
2014年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
254p;19

内容詳細

目次 : 第1部 対談・もしマルクスが現代の日本に蘇ったら!?(思想史のなかでのマルクスの位置づけ/ 現代日本の政治社会状況とマルクス)/ 第2部 往復書簡・『フランスにおける階級闘争』『ルイ・ボナパルトのブリュメール一八日』/ 第3部 往復書簡・『賃金、価格および利潤』(『賃金・価格・利潤』)/ 第4部 『若者よ、マルクスを読もう』第1巻をめぐって(第1巻をめぐる往復書簡/ 韓国語版への序文/ マルクスに学び、現代を読解する)

【著者紹介】
内田樹 : 1950年生まれ。東京大学文学部仏文科卒業、東京都立大学大学院博士課程中退。現在、神戸女学院大学名誉教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。主な著書に、『私家版 ユダヤ文化論』(第6回小林秀雄賞)、『日本辺境論』(2010年新書大賞、第3回伊丹十三賞)など

石川康宏 : 1957年生まれ。京都大学大学院経済学研究科後期博士課程単位取得退学。現在、神戸女学院大学教授。担当科目は経済学、経済理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ころこ さん

    内田は、マルクス主義の用語でマルクスの思想を語るマルクシスト、マルクス主義の用語を使わないでマルクスの思想を語るマルクシアンという分類をレヴィナスから聞いたという。現代にマルクスがいたら、当の本人は後者だったのではないかという意気込みで本書の範囲である『フランスにおける階級闘争』『ルイ・ボナパルトのビュリュメール18日』賃金・価格・利潤」を論じている。専門性と客観性が言われる風潮にもかかわらず、時代の切実さをあえて主観的に語り、反論と共に現在の問題としても引き受ける。

  • ヒデミン@もも さん

    帯にこの第二巻から読みなさい❢とあったから二巻から読んだのではないけど、対談や他の雑誌のコラムなどだったからわかりやすかった。が、今の若者がマルクスレーニン主義を知らないとは▪▪。それもそうねと納得。お二人共神戸女学院の教授だったのか。 内田さんの話は映画を喩え話ににするから理解しやすいし、石川さんはとっても熱く真面目で信念がありそう。神戸女学院の学生が羨ましい。「疚しい」久しぶりに読書で新しい漢字覚えた。

  • いろは さん

    前作の『若者よ、マルクスを読もう』の方が、面白かった印象がある。それに比べたら、残念ながらこちらは興ざめのような感じがする。若者が、なぜマルクスを読まないのか。それはやっぱり、共産党宣言、共産主義、共産党と、私を含めて、「共産」アレルギーが強いからではないかと思う。石原康宏の言うように、『若い人にマルクスについてしゃべってほしいといわれるときに、ぼくは、窮屈な現代社会に自分を適応させるだけではなく、現実の不合理を修正し、改革する生き方があるということを強調するようにしています。』実は、こんな考え方もある。

  • けんとまん1007 さん

    マルクス。随分前になるが、学生の頃はマルクス経済学を学んだ。中にも出てくるが資本論を全巻読み通した。その時の感想は、意味を理解できた部分は少ないが、とても論理展開の力を感じたということ。とても、論理的であるだけだく、結論が明確であるということだ。資本論はやはり読むべき本だ。読むことで、今の社会の現実もよりわかるのではないだろうか。それにしても、内田さんの言葉は面白く、わかりやすい。今の経済は、弱者からの収奪を前提としているのが哀しく、憤りを感じる。

  • 組織液 さん

    うーん第1巻に比べれば内容は濃いですけどちょっと分かりやすいですかね?まぁそれでも難しいのですが(( 正直挫折気味でよく分からないまま読み飛ばしたところが多々あります。個人的にはやっぱり往復書簡のやりとりは合わないなぁ。

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内田樹

1950年生まれ。思想家、武道家、神戸女学院大学名誉教授、凱風館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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