聖地巡礼ライジング 熊野紀行

内田樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784487806393
ISBN 10 : 4487806399
フォーマット
出版社
発行年月
2015年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
釈徹宗 ,  
追加情報
:
291p;19

内容詳細

思想家であり武道家の内田樹と、比較宗教学者で僧侶でもある釈徹宗が、日本人が失っている霊性を再発見するシリーズ「聖地巡礼」。
第2弾は多産の空間・熊野を巡ります。
今なお日本の宗教性がむき出しとなっている聖地・熊野で内田樹・釈徹宗は何を思い、感じとったのか。
巻末には、これまでの聖地巡礼を振り返って「復習」していますので、シリーズ1巻を読んでいなくても楽しめます。

〇まえがき 内田樹

Chapter1  1日目
熊野の中枢へ 〜熊野古道をめぐる〜
熊野へ/五体王子と船玉大社/熊野古道を歩く/熊野本宮大社と大斎原/法話と対談

Chapter2 2日目
なぜ人は熊野に惹かれるのか?
神倉神社/花の窟神社へ/花の窟神社と産田神社/那智大社へ/那智の滝周辺/那智山宮曼荼羅/補陀落の世界/最後の対談

Chapter3
どこへ行ったの? 聖地巡礼
最近のトピック/これまでの巡礼を振り返る/これからの聖地巡礼

○あとがき 釈徹宗

釈徹宗(シャク テッシュウ)
1961年大阪府生まれ。浄土真宗本願寺派・如来寺住職。相愛大学教授。専門は比較宗教思想。特定非営利法人リライフ代表。私塾「練心庵」も主宰している。論文「不干斎ハビアン論」で第5回涙骨賞受賞。主な著書に『いきなりはじめる仏教生活』(新潮文庫)『ゼロからの宗教の授業』(小社)など。近著に『宗教は人を救えるのか』(角川SSC新書)『日本霊性論』(内田樹との共著、NHK出版新書)などがある。

内田 樹(ウチダ タツル)
1950年東京生まれ。思想家・武道家。神戸女学院大学名誉教授。専門はフランス現代思想、武道論、教育論など。現在、神戸市で武道と哲学のための学塾「凱風館」を主宰している。主な著書に『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書・第6回小林秀雄賞受賞)『日本辺境論』(新潮新書・2010年新書大賞受賞)など。近著に『街場の文体論』(ミシマ社)『竹と樹のマンガ文化論』(竹宮惠子との共著、小学館新書)などがある。

【著者紹介】
内田樹 : 1950年東京生まれ。思想家・武道家。神戸女学院大学名誉教授。専門はフランス現代思想、武道論、教育論など。現在、神戸市で武道と哲学のための学塾「凱風館」を主宰している。主な著書に『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書・第6回小林秀雄賞受賞)『日本辺境論』(新潮新書・2010年新書大賞受賞)などがある

釈徹宗 : 1961年大阪府生まれ。浄土真宗本願寺派・如来寺住職。相愛大学教授。専門は比較宗教思想。特定非営利活動法人リライフ代表。私塾「練心庵」も主宰している。論文「不干斎ハビアン論」で第5回涙骨賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • ophiuchi さん

    熊野本宮大社、熊野古道、那智の滝には行ったことがあるが、大斎原や補陀洛山寺など行ってみたいところがいくつか出来た。これを読んでから検索してみたけど、ビギニングは図書館に置いてなかった。なぜ?

  • みみりん さん

    熊野古道は世界遺産に決まるまで知らなかったし興味も無かった。本書に熊野詣で有名なのは「鎌倉殿の13人」に登場した後白河法皇で在院期間35年に34回とのこと。苦しい道のりなのに何故そんなに魅かれたのか。海と山が直結している場所、自然力信仰の地、風景と一体になったパワーを感じる場所とあります。どんなところか益々自分の目で実際に見たくなりました。コロナの時代になってから伊勢神宮→奈良→出雲→熊野と聖地に魅かれてます。

  • amanon さん

    かねてから熊野古道への憧憬を抱き続け、新宮に強い印象を植え付けられた者として、熊野に行きたいという新たな思いが強まることしきり。一見荒唐無稽に思える内田氏の「熊野=バリ説」に何がしかの説得力を感じることができた人は、本書を読んで正解だったと言えるのでは?とにかく、日本=島国、単一民族という規制概念では捉えきれない、古代から綿々と続く、日本に住み着いた人達の多種多様な動きや生活があったという事実に改めて驚愕。そして、普段感じることのない、霊性が強い地域性と同時に普遍性を持つという事実を我々は深く認識すべき。

  • teddy11015544 さん

    熊野には行ったことないけど、場の持つ力を間接的に感じ、解説されている来歴や個人的な意見などとともに楽しめました。メキシコのピラミッドのあるティクワタカン(だったかな?)や大仏のある奈良で感じるような雰囲気だな、と解釈する。ピラミッドの出来る前の、大仏の建立される前のその場の雰囲気がどうであったのか?、知りたい気がする。神がいる場所と必然的に解釈されたその理由を。

  • yone さん

    聖地巡礼2冊め。今回は更にいい大人が、ワーワー、ここはスゴイとか言ってる感じが強くなっている。楽しいと思いながら読んだけど、ふと気づくとやってる事は、どうでもいスピリチュアル系旅行のようにも見えてしまう。お二人のこの本の目的は、高尚に聖地を語る事ではなくって、楽しく皆んなが聖地に行きたいと思わせることなのだろう。その意味で、自分の読後感からすれば大成功だろう。ああ、熊野古道歩きたい!ゴトビキ岩見たい!大斎原!那智の滝!熊野行きてえー!

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内田樹

1950年生まれ。思想家、武道家、神戸女学院大学名誉教授、凱風館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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