聖地巡礼 リターンズ 長崎、隠れキリシタンの里へ!

内田樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784487808410
ISBN 10 : 4487808413
フォーマット
出版社
発行年月
2016年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
釈徹宗 ,  
追加情報
:
301p;19

内容詳細

目次 : 1日目 長崎とキリシタン(長崎とキリシタン/ 春徳寺(トードス・オス・サントス教会跡)/ 当時の岬の突端まで歩く(サント・ドミンゴ教会跡資料館) ほか)/ 2日目 隠れキリシタンの里へ(外海へと向かう/ サン・ジワン枯松神社/ カトリック黒崎教会と遠藤周作 ほか)/ 3日目 京都と大阪のキリシタン(京都・大阪とキリシタン(バスの中で)/ 二十六聖人の足跡(二十六聖人発祥の地と一条戻橋)/ 西ノ京ダイウス町を歩く(椿寺) ほか)

【著者紹介】
内田樹 : 1950年東京生まれ。思想家・武道家。神戸女学院大学名誉教授。専門はフランス現代思想、武道論、教育論など。現在、神戸市で武道と哲学のための学塾「凱風館」を主宰している

釈徹宗 : 1961年大阪府生まれ。浄土真宗本願寺派・如来寺住職。相愛大学教授。専門は比較宗教思想。特定非営利活動法人リライフ代表。私塾「練心庵」も主宰している。論文「不干斎ハビアン論」で第5回涙骨賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • amanon さん

    自称愛国者が恐らく喜ばないであろう「日本凄い」本というべきか。一カトリック信者として、隠れキリシタンについてのある程度の知識はあったつもりだけれど、本書で初めて知ったこと、改めて認識させられたことがあり、ちょっとびっくり。とりわけ、長らく京都にすんでいながら、京都にキリシタンの墓があるというのは、殆ど認識していなかったのは不覚の至り。そして、何より隠れキリシタンという世界的に見ても、特異な信仰のあり方が日本に存在していたという事実に改めて驚愕。また、茨城の隠れキリシタンの里の挿話にも瞠目することしきり。

  • teddy11015544 さん

    今回は日本の隠れキリシタンをはじめとするキリスト教の遺跡を巡礼。最後の30ページくらいで内田先生がガーッと喋りだして、あとがきを含めてその論考は読み応えがありました。でも日本にこんな宗教文化があったことは恥ずかしながらはじめて知りました。でも宗教とはその門外漢にとってはそんなものなのでしょう。ね。

  • なおこっか さん

    キリシタンの印象が強い土地、長崎訪問が中心だが、話はキリスト教に留まらず。仏教、道教、神道皆接しあう。それを釈先生が解きほぐし、内田先生が言い散らかす、という感じ。言い散らかした中にも、哲学、歴史、思想等トピックてんこもり。戦略的で身体性があるはずのイエズス会勢力が布教を一手に握り、フランシスコ会などが入ってこなければ、キリスト教弾圧は起こらなかったかも、との考察は面白い。単純な神仏混合とは言えず、接しあいながら傷つけ、それでも共生に辿り着く信仰の在り方、現地で感じてみたくなる。

  • 乱読家 護る会支持! さん

    内田先生、釈先生による、長崎〜京都・大阪の隠れキリシタン聖地巡礼の旅。私には殉教への熱き憧れがあるようです。中学時代に家族旅行で長崎に行った時、二十六聖人殉教の地で長い間、雷に打たれたかのように、その地から動けなかった気がします。その後、理系脳の合理的思考から聖書重視のプロテスタントに入信したのですが合理的思考から離教しました。もし儀式や精神性重視のカトリックに入っていたら、きっと今は何処かの教会で神父になっている気がします。知らんけど。

  • hayatama さん

    初期仏教の1冊目(大阪の霊的資源の枯渇もサブテーマ)、中世仏教と修験道、神道の2冊め、そして3冊目は隠れキリシタンがテーマ。重い内容の中ですごく気になったのが、茨木の隠れキリシタンに絡んで、第二名神の工事現場でキリシタンの墓が発掘されたことに対する、内田センセの「祟られる」という言葉。もちろん、歴史が長い土地の場合、そこで死んだヒトも膨大な数になる訳だが、死者に対する敬意ってのが確かに欠けてるよなぁ、と思う。お墓を潰した高速道路を走るのは、あたしは個人的にはすごくイヤだわ。ふーむ。

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内田樹

1950年生まれ。思想家、武道家、神戸女学院大学名誉教授、凱風館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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