人口減少社会の未来学

内田樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163908328
ISBN 10 : 4163908323
フォーマット
出版社
発行年月
2018年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
288p;19

内容詳細

目次 : 序論 文明史的スケールの問題を前にした未来予測(内田樹)/ ホモ・サピエンス史から考える人口動態と種の生存戦略(池田清彦)/ 頭脳資本主義の到来―AI時代における少子化よりも深刻な問題(井上智洋)/ 日本の“人口減少”の実相と、その先の希望―シンプルな統計数字により、「空気」の支配を脱する(藻谷浩介)/ 人口減少がもたらすモラル大転換の時代(平川克美)/ 縮小社会は楽しくなんかない(ブレイディみかこ)/ 武士よさらば―あったかくてぐちゃぐちゃと、街をイジル(隈研吾)/ 若い女性に好まれない自治体は滅びる―「文化による社会包摂」のすすめ(平田オリザ)/ 都市と地方をかきまぜ、「関係人口」を創出する(高橋博之)/ 少子化をめぐる世論の背景にある「経営者目線」(小田嶋隆)/ 「斜陽の日本」の賢い安全保障のビジョン(姜尚中)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 佐島楓 さん

    識者の方々がご自分の専門分野に即した方法で問題を論じている。細かく申し上げたいことはあるけれど、とりあえずこういうふうに多角的に論じることに意味があるという発見があった。

  • けんとまん1007 さん

    それぞれの専門分野に基づいていて、全体として多様な視点から語られているのがいい。一つの視点から考えることではないからだ。自分の住む地域のことに関わっているので、なるほどと思う点が多い。強いて一人だけあげると、平田オリザさんの視点が共感度が高い。レベル感は違いすぎるが、自分が考えているのは「文化」という2文字。ここに拘り、小さなきっかけを作り始めている。今は、ハコの時代でもないし、短期的な人口増(そのための開発・誘致)というのは、ありえないと考えているから、オリザさんの言葉が響く。

  • Nobu A さん

    2018年初版。まず、編者の内田樹先生の人脈に驚く。学者も幅広い専門領域。加えて建築家の隈研吾や政治学者の姜尚中まで人口減少社会をテーマに集結した錚々たる顔ぶれ。しかし、内容は玉石混淆と言った感じ。いや、好みの問題か。藻谷浩介論考と平川克己論考が特に目を引いた。人口動態を基に研究の賜物。良書は参考文献がしっかりあり、読書欲を促進する。安易に「多文化共生」や「移民政策」に同調してはいけない。人口問題の本質を見抜き、官民一体の政策や一人一人の心の持ち方も大切。人口減少問題に様々な視点を得たのが一番の収穫。

  • ヒデミン@もも さん

    内田樹さんは有無を言わせない説得力がある。平田オリザさん、プレイディみかこさん、姜尚中さん、建築家の隈研吾さんと、多種多様な専門家が人口減少について語る。人口は減少しても良いと思うけど、日本の場合は少子高齢化を迎えて不安ばかり。

  • Twakiz さん

    これは読み応えありました.日本の人口減少についての考察と処方箋を専門の違う識者が自分の視点から語ったもの.人類の起源から,資本主義の観点から,日本の歴史から,地方での雑誌の仕事の観点から,国際関係から.要約することが自分の能力を超えていますが「最悪の事態を想定して備えようとすると,そういった態度が戦意をそぐ敗北主義なのだと糾弾されてしまう」「誰も責任がとれないどうしようもない状態になるまで誰もその責任をとろうとしない」のが日本の弱点であり戦時中から変わっていないという指摘には確かに!と膝を打った.

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人物・団体紹介

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内田樹

1950年生まれ。思想家、武道家、神戸女学院大学名誉教授、凱風館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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