有坂銃 日露戦争の本当の勝因 光人社NF文庫

兵頭二十八

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784769826224
ISBN 10 : 4769826222
フォーマット
出版社
発行年月
2009年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,199p

内容詳細

最強のロシア陸軍に対抗する最新式の歩兵銃と野戦砲。その開発にかけた明治のテクノクラートの足跡を軍事の奇才が描く話題作。

目次 : 第1章 東京湾要塞/ 第2章 最新流行“速射野砲”/ 第3章 アリサカ・ライフル/ 第4章 日露戦争/ 第5章 砲術家の死/ 終章にかえて 日本人の武器観/ 附録其の一 有坂成章の生い立ち/ 附録其の二 岩国藩「日新隊」と15歳の明治維新

【著者紹介】
兵頭二十八 : 1960年、長野市生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yamatoshiuruhashi さん

    明治維新より陸軍の主要な火器は何であったのか。日露戦争の陸戦の勝因は、「坂の上の雲」が広汎に詠み込まれることで28サンチ榴弾砲に依るところが大きいと印象づけられる。しかし、冷静な視点でデータを比較すれば、比較的小口径ながら低伸弾道をもつわが国の小銃の制圧能力によるところが大きいと言う。成る程、下って第二次世界大戦時、20o機関砲を装備した零戦も、結局は後落してしまう初速の遅い20o弾を少数しか装備できない欠点をさらし、低伸弾道性に優れ多弾数を誇る12.7o機関砲に駆逐されたのと同じ現象だったのか。

  • 中村トモアキ さん

    「主兵を高級に見せるかどうかという武器観」の部分が読んでいて一番「なるほどなぁ」と思った

  • 泉 勇一郎 さん

    う〜〜〜ん。何か思ってるのとは違っていた。有坂銃に特化しないで、当時の諸外国を含む軍隊の火器に付いて話せばよかったのだろうが、そこまで「有坂銃ここにあり!!」って迫力は使わっては来なかった。残念ながらね。 銃器の構造の説明に、もっと図面を出すべきだと思うし、読むだけではなかなか難解な個所もあった。 あと、「タメ口」だとか「メカ」だとか、結構現代の口語体を使っているが、これもやめた方が良いと思う。品位が落ちる。そんでもって評価としては65点。価格は割と安かったからかな(笑)

  • Tatsu さん

    兵頭節全開、司馬遼太郎の自虐史観を否定しているところはすっきりする。「第二次大戦中のアメリカ軍は自動小銃を装備していたがこちらは旧式の38式歩兵銃云々」の文言はおかしいとの投げかけは昔からの疑問を氷解させてくれた。大戦当初は米軍もボルトアクションの小銃だったし、英軍やソ連軍もドイツ軍でも主力小銃はボルトアクションであってその点では日本軍も同じ、ただ6.5mmという口径が卓越した選択枝であったとの記述も秀逸だと思う。しかしエンジニアで先の見通しができる人材はどの時代も少ないことを実感。

  • やま犬 さん

    テクノクラート、でいいのかな。自分にはちょっと専門的過ぎる

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兵頭二十八

1960年、長野市生まれ。2等陸士として自衛隊に入隊し、その後、神奈川大学英語英文科を経て、東京工大の大学院で江藤淳研究室の最後の院生となった。既著の『たんたんたたた―機関銃と近代日本』では、日本で重工業製品の海外輸出戦略を最初に組み立てたのは、軍人設計家の南部麒次郎中将その人であったという、経済史

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