たんたんたたた 機関銃と近代日本 光人社NF文庫

兵頭二十八

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784769826132
ISBN 10 : 4769826133
フォーマット
出版社
発行年月
2009年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,322p

内容詳細

なぜ戦前日本の自動火器は、つねに欧米製品に半歩手前まで追いつけどもリードすることはできなかったのか―幕末の『甲鉄』艦に搭載されたガトリング砲から、四式戦闘機『疾風』の20ミリ機関砲まで、近代日本の自動火器の歴史を辿り、西洋技術をとりこむべく苦闘をかさねた日本兵器技術者たちの姿をともに描く。

目次 : ガトリング砲/ ノルデンフェルト機砲/ マキシム機関砲/ ホチキス機関砲/ “端境期対策”としての自動火器/ 軽機関銃/ 商社と機関銃/ 7.7ミリ級の艦載用自動火器と陸軍重機関銃/ 航空用の7.7〜7.92ミリ自動火器/ 12.7ミリ〜15ミリの自動火器/ 航空用20ミリ自動火器/ 運命の25ミリ機銃

【著者紹介】
兵頭二十八 : 1960年、長野市生まれ。2009年、間接侵略対処等を多角的に研究する「日本安全保障倫理啓発機構」(Japan Security Ethics Edification Organization)を立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yamatoshiuruhashi さん

    読友さんのレビューで知った本。日本の自動火器の開発歴史書。今回は帝国陸海軍の機関銃開発史と言うところである。なかなかの労作で偕行社、水交社の雑誌までも読み込んで、各種記事の整合性、信ぴょう性を精査したうえでの考察である。戦前日本の技術は、適度な粘度を持つ鋼を製造するとか、ばらつきのない部品を作るとか言う高度な工業を支える高度な技術のベースが低く、職人芸に頼っていたことがわかる。日本の陸軍と海軍で互換性のない弾丸をつかう銃を別々に開発していたというのもばかばかしい話である。技術史本として面白い。

  • VC さん

    タイトル見るだけで血と砂を思い出す

  • dongame6 さん

    幕末のガトリング砲から1945年の航空用機関砲までの「日本の機関銃」を取り扱った一冊。ジョンエリスの「機関銃の社会史」を読んだ後「日本の機関銃通史」のような物を期待して購入し、概ねそのような内容だったので満足してる。特に明治初期〜日露の機関銃戦争前夜の話が面白かった。ガトリング銃、ノルデンフェルト機砲、ミトラユーズ霞発砲など実用機関銃マキシム銃までの歴史が良くわかる。また「端境期対策としての自動火器」も兵器生産枯渇期の現場維持対策と言う珍しい観点で面白かった。航空機関砲の話は他著と重複するので無くてもいい

  • ぐちーず さん

    日本機関銃通史として興味深い内容でした。

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兵頭二十八

1960年、長野市生まれ。2等陸士として自衛隊に入隊し、その後、神奈川大学英語英文科を経て、東京工大の大学院で江藤淳研究室の最後の院生となった。既著の『たんたんたたた―機関銃と近代日本』では、日本で重工業製品の海外輸出戦略を最初に組み立てたのは、軍人設計家の南部麒次郎中将その人であったという、経済史

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