なりきり訳 枕草子 平安の衣食住を知れば古典がわかる

八條忠基

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784473044808
ISBN 10 : 4473044807
フォーマット
出版社
発行年月
2021年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
240p;21

内容詳細

難しい古典文法はいったん忘れましょう!平安と現代、千年のギャップを埋めてくれる新訳。

目次 : 春っていえば…―「春は、曙」/ お気に入りの季節―「頃は、正月」/ お正月のこと―「正月一日は」/ 賀茂の祭り―「四月、祭の頃いとをかし」/ 僧侶って大変よね―「思はむ子を法師に」/ 女の生き方―「生ひ先なく、まめやかに」/ がっかり、残念なもの―「すさまじきもの」/ 憎たらしいもの―「にくきもの」/ ドキドキする状況―「心ときめきするもの」/ 気持ちがスカッとするもの―「心ゆくもの」〔ほか〕

【著者紹介】
八條忠基 : 綺陽装束研究所主宰。「有職故実」の研究・普及のため、古典文献の読解研究や装束の再現、執筆、監修など多岐にわたる活動を行う。また全国の大学・図書館・神社等での講演も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • たかこ さん

    #読了 「はなとゆめ(冲方丁)」「本日もいとをかし!! 枕草子(小迎裕美子)」を読んでから春はあけぼの以外の段もちゃんと読みたいな、と思いつつ原文で読む自信はなし…ということで「清少納言になりきった現代語訳」であるこちらの本を。現代語訳がとても素晴らしく、本当にしっくりきて面白かった。清少納言の感性の豊かさが随所に表れていて、とても自由であるのがよくわかる。今の時代も一緒!と共感するところがたくさんあり、こうやってつながっていった歴史がつみかさなって私の一部にもなっているのだなぁと感じます。

  • マカロニ マカロン さん

    個人の感想です:B+。2019年に橋本治さん訳の『桃尻語訳 枕草子』を読んだ。この本で枕草子の内容への理解は深まったが、やはり千年前の感覚とのギャップを感じたのと、村上春樹さんの「翻訳には賞味期限がある」という言葉通り、1987年の訳なので「ヤング」とか「ナウい」に死語感があった。その点で、本書は清少納言がブログを書いたらこうなるという訳で読みやすかった。また、私も「刀伊の入寇」や和泉式部関連の本を読んだことで、頻繁に登場してくる藤原道隆、伊周(これちか)、隆家への親近感がわいたことも作用していると思う

  • セイコリーノ またの名を「本の海賊」 さん

    もっと詳しいのを期待していて、それほどでもなかった。でも本文の現代語訳を読んでから、別の本で原文をみると、なんとなくでも納得具合が格段に違う。読んで良かった。車の種類、女房たちの食事に使う折敷。清少納言は中宮の採用の契約社員みたいなもので、対する、国家公務員である高級女官をとても羨ましい思いで見ていた、と。意外な発見。

  • てくてく さん

    かなり振り切った現代訳で、清少納言の年齢設定がやや若すぎるような印象を受ける言葉遣いに慣れるまで読みづらいが、それを越えると楽しい。また、当時の文化や登場人物の力関係などを説明してくれている下段の解説は、本文とスペースを逆転してもらいたいほどに楽しい。中高生におすすめ。

  • mamaou さん

    学校で、春はあけぼの…から始まる第一段を習ってから実に40年(!)以上の時を経て、この本に出会って目からウロコが落ちた気分。千年前に起きてた事が今と殆ど変わらない?!むしろ男女の関係はもしかして昔の方が自由奔放?!お洒落は粋だし、やっぱりシュッとしたイケメンはイケメンに属して居たんだろうな!。素晴らしい現代語訳&下段の当時のくらし解説で、色んな事がちゃんと脳内ヴィジュアル化出来ちゃいます。欲を言えばもっとふり仮名振って欲しかった。でも確実に古典にハマりそうです。40年前に出会えて入ればなぁ(笑)。

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