ようこそ夢屋へ 南蛮おたね夢料理 光文社時代小説文庫

倉阪鬼一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334769864
ISBN 10 : 4334769861
フォーマット
出版社
発行年月
2015年10月
日本
追加情報
:
275p;16

内容詳細

安政の大地震からふた月。芝の伊皿子坂に新たなのれんを掛けた見世があった。名前は夢屋。おかみのおたねには、震災で悲しい思いをした人たちを料理で元気づけたい願いがあった。見世の看板は、新鮮な玉子をつかった数々の料理。そして、蘭学者でもあるおたねの夫が仕入れてくる南蛮わたりの食材だ。人々の人情と料理のぬくもりに心いやされる新シリーズ誕生。

【著者紹介】
倉阪鬼一郎 : 1960年三重県生まれ。早稲田大学大学院中退。草創期の幻想文学会に参加。’87年『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。その後、ブランクを経て、’97年『百鬼譚の夜』で本格デビュー。幻想小説からホラー、ミステリー、時代小説まで、幅広いジャンルで、独創的な作品を発表し続け、俳句や翻訳も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • み さん

    アンソロジーでしか読んだことのなかった作家さん。さくさくと♪明るいお話しではなかったけど、読後感は悪くないです。キャベツやトマトが日本で育て始められた様子やお料理が面白かったので、続編出たら手にします(^_−)−☆

  • まー さん

    江戸の町で料理屋を営むおたねたちが、重い病にかかった薬種問屋の息子のために南蛮渡来の料理を工夫して滋養をとどける…読みやすく、すいすいと読了。想いと志は続いていく。

  • メルル さん

    時代ものですが、とても読み易くてあっという間に読了。おたねや周囲の人々の優しさが身に沁みる。良い人しか出てこない。料理は心や病を癒す。実際にこんな料理はまだ存在しなかっただろうけど、みんなで知恵を出し励ましあって初めての料理を作る様子は面白かった。聞いたことも見たこともない料理を作るって難しいだろうな。

  • はるき さん

    人情時代劇で料理屋が舞台ときたら読むしか無い。悲しい雰囲気が漂うんだが読みやすいので一気に最後まで行った。新シリーズ開幕、今後が楽しみ。

  • keith さん

    死病を得た薬種問屋の跡取り息子に、滋養溢れる料理を南蛮由来の食材や調理法で提供しようとする料理屋「夢屋」のお話。人情味のあるいい話なんですが、どうしても「みをつくし」と比べてしまいますね。

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人物・団体紹介

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倉阪鬼一郎

1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。印刷会社勤務を経て1998年より専業作家。ミステリー、ホラー、幻想、ユーモアなど、多岐にわたる作品を精力的に発表する。2008年「火盗改香坂主税 影斬り」(双葉文庫)で時代小説家としてデビュー、好評を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲

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