イタリア・ファシズムを生きた思想家たち クローチェと批判的継承者

倉科岳志

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000611817
ISBN 10 : 400061181X
フォーマット
出版社
発行年月
2017年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
272p;21

内容詳細

20世紀に出現した怪物、ファシズム。発祥の地イタリアで、思想家クローチェと、その批判的継承者であるヴォルペ、グラムシ、デ・マルティーノらは、怪物の正体の解明と克服に挑む。近代の必然的帰結か、頽廃か。歴史を動かすのは誰か、「自由」の理念はいかに守られるのか。彼らの思想的格闘の軌跡を追う。

目次 : 序章 ファシズム下の思想家たち/ 第1章 ファシズム・イデオロギーの成立(一九二八‐三一年)/ 第2章 ヴォルペ―中間層の歴史(一九二八‐四九年)/ 第3章 晩年のクローチェ(一)―「詩」と「文学」(一九三三‐四一年)/ 第4章 獄中期グラムシ(一)―従属階級の歴史へ(一九二九‐三二年)/ 第5章 獄中期グラムシ(二)―従属階級の歴史へ(一九三二‐三五年)/ 第6章 晩年のクローチェ(二)―「生命性」と「文明」(一九四一‐五二年)/ 第7章 晩年のデ・マルティーノ―民俗学的歴史へ(一九四九‐六五年)/ 終章 近代社会における自由と信仰―ファシズムをめぐって

【著者紹介】
倉科岳志 : 1975年生まれ。イタリア政府奨学生、イタリア歴史学研究所奨学生としてナポリに留学。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学、博士(法学)。現在、京都産業大学文化学部准教授。専門は近現代イタリア思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品