少女歌劇の光芒 ひとときの夢の跡

倉橋滋樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787272010
ISBN 10 : 4787272012
フォーマット
出版社
発行年月
2005年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
辻則彦 ,  
追加情報
:
19cm,201p

内容詳細

大正から昭和にかけて全国各地に誕生した少女歌劇は、全体像が明らかでないものが数多くある。各地に残るその光芒の跡から、人々の記憶から消えていった少女歌劇の姿を蘇らせ、その華やかな情景を伝える。

【著者紹介】
倉橋滋樹 : 1951年、香川県生まれ。関西学院大学社会学部卒業。宝塚市役所に入庁後、文化振興、広報課などを経て、宝塚市立図書館勤務。宝塚歌劇に興味をもち6年前から全国の少女歌劇との比較研究を始め、現在に至る

辻則彦 : 1952年、大阪府生まれ。関西学院大学社会学部卒業。大阪日刊スポーツ新聞社に入社。文化記者として演劇・映画などの取材を担当。退職後は演劇雑誌や新聞などに執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • qoop さん

    ブームに乗って全国に誕生した少女歌劇団は、嚆矢である宝塚を除きほとんどが短期間で姿を消した。本書は少ない資料を拾い上げ、消えた少女歌劇団の実相を記録しようと努めたものだが、著者たちのように女性の社会進出という切り口で見るのは新しい気もした。むしろ女性を見世物にするという批判もあり得たろうし、そうした点から近代日本演芸史の中でもあまり顧みられなかったジャンルではないかと興味深かった(理解が浅いのかも知れないが)。また、趣味と興行の間で淡い夢となったそれらを追うことで、宝塚の強みを再確認することも出来た。

  • なあちゃん さん

    今、99周年、隆盛を誇る宝塚歌劇団も一つ間違えれば、ほかの歌劇団と同じように、終焉を迎える可能性もあるんだなあと、改めて思う。

  • ゆめかまこと さん

    ここで取り上げられた少女歌劇団と宝塚との分かれ目はどこにあったのだろうか? そこを掘り下げたら、今までとは違った観点からの宝塚の人気の秘密に迫れるかも、という思いがふつふつと湧いてきた。

  • 芳野 さん

    日本各地に存在した少女歌劇団ーー観客及び演者達の少女達の青春の象徴の歴史が存外短く、また研究されていない事に驚いた。当時の新聞記事の内容を見てみたら興趣が沸いたので、今後是非研究が進めばと思う。

  • かいせ さん

    宝塚以外にもかつて全国に存在した少女歌劇団たち。あるものは宝塚方式を完全模倣し、あるものは意識しつつ打倒を滲ませながら皆消えて行った…研究するひとは著者のふたりしかいない現在、資料も散逸し記憶からも風化しつつある少女歌劇。大正ー昭和の日本商業の発展衰退と切り離せなかった少女歌劇。その息吹を想像しつつ読むといいかもしれません。

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倉橋滋樹

1951年、香川県生まれ。関西学院大学社会学部卒業。宝塚市役所に入庁後、文化振興、広報課などを経て、宝塚市立図書館勤務。宝塚歌劇に興味をもち6年前から全国の少女歌劇との比較研究を始め、現在に至る

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