ニングルの森

倉本聡

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784082990084
ISBN 10 : 4082990089
フォーマット
発行年月
2002年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
21cm,137p

内容詳細

北海道の原生林の奥深くにわずかに生存する先住民族ニングル。彼らは生命の木とともに生き、その寿命は数百年にもわたる…。本書は、生き方の中心軸を失った人々へのニングルからのメッセージ。著者初の童話作品。

【著者紹介】
倉本聡 : 1935年東京に生まれる。東京大学文学部美学科卒業。1959年ニッポン放送入社。1963年に退社後、シナリオ作家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • roomy さん

    人間と自然との関係が書かれている。子供の頃に読んでいたら感じるものは違っていたのだろうか。利便性向上のために自然破壊するのは良くないと思うけど難しい問題だな。読後はなんだか色々考えてしまった。はっきりとした答えが出るわけではないけれど自分にできることから始めるかな。ライブラリー本。

  • 二戸・カルピンチョ さん

    人間が文明を発展させる為に、あんま考えずに壊してきた自然。ニングルが感じるニンゲンに対する疑問。なぜ、なぜ。そこに私も適当な答えをはめることができない。太陽が暮れて暗くなっても、なんで眠らないのか。金はペラペラの紙なのに、なんで集めるのか。わかるけど、おかしいのはわかるけど、後戻りも出来ず、もやもや中途半端に生きる私。

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    現代文明の中で生きている人と、それを知らない先住民では、考え方、価値観が全く異なってくるのでしょう。 北海道の奥地で、生息しているニングルから見ると、照明も紙幣も時計も、全く意味不明な無用のものなのです。 土地を所有するという観念も理解不能、無意味なことなのです。 便利のようで色々なものに縛られている人間社会を、考え直させるような「童話」でした。

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    【再読】素朴に生きるということを忘れてしまった自分たちには、チクリと辛口の童話集です。

  • SORA さん

    小さい人間であるニングルが、人間社会について長老から話を聞き、驚き不思議がりながら憐れみを覚える、という話が多かった。文字を必要としないニングルが、出来事を忘れるために文字を覚えた人間を可哀想がる話が印象に残った。

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倉本聡

1935年東京に生まれる。東京大学文学部美学科卒業。1959年ニッポン放送入社。1963年に退社後、シナリオ作家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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