日本史上最高の英雄 大久保利通

倉山満

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784198646875
ISBN 10 : 4198646872
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
倉山満 ,  
追加情報
:
240p;19

内容詳細

大久保利通なかりせば明治国家はなかった。徳川慶喜を追い詰め、討幕から明治維新を主導した大久保の未来をつくる政治力の秘密

【著者紹介】
倉山満 : 1973年、香川県生まれ。憲政史研究者。中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程修了。国士舘大学日本政教研究所などを経て、「倉山塾」塾長、ネット放送局「チャンネルくらら」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 出世八五郎 さん

    歴史小説は流れが大事なので細かい記述は為されない。本書は日付毎に細かく記述されているので、幕末動乱の印象が変わった。著者の西郷本で既に知ってはいたが、心臓ドキドキの綱渡りだったと改めて知る。島津久光に対する印象も180度変わった。大久保のミスは岩倉使節団に参加したこと。説明が欲しかったのは何故、徳川御三家の1つ尾張徳川家が新政府側に付いたのか?である。主な登場人物は板倉勝静、山田方谷、原市之進・・・。次は長州辺りに着手して欲しい。

  • LUNE MER さん

    大久保利通に対するイメージが上書きされること間違いなしの一冊。人によってポジティブにもネガティブにも、イメージの振り幅がかなり広い人物の一人が大久保利通ではないかと思っているのだが、確かに受け入れられないエピソードもなくはないものの、長期的な視野で強い日本を作ることだけを考えていたことは疑いないように思う。意思を引き継いだ伊藤博文に対しても熱くなるものを感じる。本書での彼らへの評価は必ずしも著者の過度な肩入れではなく、実際に東大日本史でも出題されているくらいコンセンサスが得られているものである。

  • 軍縮地球市民shinshin さん

    幕末だと主役はいつも西郷隆盛のような気がするが、近代国家日本の礎を築いたのは間違いなく大久保利通である。前半部は副主人公として老中板倉勝静、慶喜の家臣の原市之進の活躍が目立つ。後半は大久保が主人公だ。板倉は大河ドラマでもオロオロするばかりのバカ老中というイメージだったが、実際はかなりな能吏だったらしい。慶喜の冷徹さが本書ではいかんなく指摘されている。前言撤回などは朝飯前だったのだから。「もう一度維新を」などと現代では軽々しく言うが、ほんとうに維新をやった大久保は毎日決死の覚悟で何事も断行していたようだ。

  • templecity さん

    大きな内戦の無かった江戸時代は官僚制度がある意味確立しており、明治維新にその流れは引き継がれていった。やはり日本にとって古代から天皇の位置付けは大きく、戊辰戦争の際に錦の旗を上げたことで幕府側の勢力は一気に落ちてしまった。岩倉使節団による欧米視察は2年間の長期に渡ったが、その間に残った薩長を中心としたメンバーは明治新政府の制度を整えていった。征韓論は、日本が幕府から新政府を各国に表明した際に唯一、清国への朝貢関係があり天皇という存在を認めなかった韓国に対する警戒感から出たものであった。(続きあり)

  • katsusann さん

    読み終わりました。明治の頃のことは本を読んだことはほとんど無く、自分自身情報に乏しい。著者の本だから読もうと思ったが、実はあまり興味はなかった。しかし、想像と違いかなりの勢いで引き込まれてしまった感がある。大久保利道がどのような経験をして、どんな思いを持っていたか随所にかかれている。日本を外国と対等の国にするため、私心無く行動する大久保利道に心が動かされる思いがあった。国を思う心というのは重要だと思うが、この思いをどれだけの人が持っているだろうか。今の時代を大久保利道が見たら、なんというだろうか。

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倉山満

1973年、香川県生まれ。憲政史研究家。(一社)救国シンクタンク理事長兼所長。中央大学文学部史学科国史学専攻卒業後、同大学院博士前期課程を修了。在学中より国士舘大学日本政教研究所非常勤研究員を務め、2015年まで日本国憲法を教える。現在、ブログ「倉山満の砦」やコンテンツ配信サービス「倉山塾」やインタ

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