あの戦争は何だったのか 大人のための歴史教科書 新潮新書

保阪正康

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784106101250
ISBN 10 : 4106101254
フォーマット
出版社
発行年月
2005年07月
日本
追加情報
:
18cm,251p

内容詳細

一体誰が、なぜ始めたのか。60年経っても我々はその答えを出していない。本書では、旧日本軍の構造から説き起こし、単純な善悪二元論を排して、歴史の総論として太平洋戦争を位置づける。

【著者紹介】
保阪正康 : 1939(昭和14)年、北海道生まれ。ノンフィクション作家、評論家。同志社大学卒業。近現代史、特に昭和史の実証的研究を志す。立教大学非常勤講師などを務める傍ら、個人誌『昭和史講座』を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kinkin さん

    太平洋戦争の旧日本軍のメカニズムや開戦、快進撃から泥沼化、やがて敗戦といった経緯とともに何が問題だったのか書かれている。ミッドウェーやインパール作戦、レ入れ、アッツ、硫黄島の玉砕どれもが軍上層部の失態。今ロシアとウクライナで紛争が起きているがロシア兵のなかにすでに半旗を翻した者、上層部で混乱も起きているようだ。SNS戦争とでも言うのだろうか。演奏が終わってみれば皆責任のなすりつけ合い。民間人の被害が多いのはいつの戦争にも共通すること。第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争のように泥沼化しないように・・・

  • ふう さん

    原爆投下は正しかったと考えるアメリカ人は多いと聞きます。原爆記念館を訪れ、被爆者の話を聞いて初めて原爆の恐ろしさを知り、本当に正しい選択だったのか悩む人もいると。知らなければ、事実を学ばなければ、きちんと考えることはできません。わたしの父も出征しましたが、その父が語る南方での戦争は、戦うよりも飢えて死ぬ兵士の方が多い悲惨なものでした。シベリアに抑留された兵士たちも同じでしょう。彼らの無念さから目をそらしたり美化したりせず、あの戦争についてきちんと知り、考えることが、次のより良い選択に繋がるのだと思います。

  • mitei さん

    先の大戦の評価に終止符を打つとは著者の言だが、本当に教科書通りに書かれていて、犯人はこいつだと言って終わっただけの本だった。悪いのは陸軍だけでなく海軍の方が悪いという新説?を出したのが目新しく感じた。

  • パフちゃん@かのん変更 さん

    著者曰く戦争を始めたのは海軍だとのこと。ABCD包囲網で日本は仕方なく南部仏印に進出したと言っているが偽りの理由付けだ。戦争をどう終わらせるかも考えていなかった。大本営政府連絡会議で決まった腹案は「蒋介石政府を屈服させる。そのうえでドイツ、イタリアと提携してイギリスを屈服させ、アメリカの継戦意思を喪失せしめる」というお粗末で見通しの甘いもの。陸軍と海軍が意地を張り合って、大本営発表は嘘ばかり。軍人は「生きて虜囚の辱を受けず、死して罪禍の汚名を残す事勿れ」と、玉砕をよしとしていた。誰のための戦争なのか。

  • ちゃんみー さん

    あの戦争、といえば当然にして太平洋戦争のこと。何故にあんな無謀な事をしてしまったのか、誰が首謀者だったのかなどなんとなくしか分からないことを解き明かしたく読みました。『小さいおうち』を読んだのがきっかけです。あり得ない扇動洗脳の元、多くの日本人が散っていったこと、市井の人々の苦労を改めて感じ取りました。

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