ヨーコさんの“言葉”わけがわからん

佐野洋子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062204613
ISBN 10 : 4062204614
フォーマット
出版社
発行年月
2017年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
176p;21

内容詳細

全世界300万部のベストセラー『100万回生きたねこ』の著者の言葉が痛快!NHKの人気番組・大人に響くイラストエッセイ第3弾。

目次 : その1 神の手/ その2 言葉/ その3 カラオケセットと井戸端会議/ その4 お月さま/ その5 うるさいわね/ その6 私はどちらも選べなかった/ その7 真二つの結婚/ その8 わけがわからん/ その9 二〇〇八年冬

【著者紹介】
佐野洋子 : 1938年、中国・北京で生まれ、終戦後、日本に引き揚げた。1958年、武蔵野美術大学に入学。1966年、ベルリン造形大学でリトグラフを学ぶため渡欧。著書の絵本では、第8回講談社出版文化賞絵本賞を受賞した『わたしのぼうし』(ポプラ社)ほかがある。童話にも、『わたしが妹だったとき』(偕成社)第1回新美南吉児童文学賞受賞作などがあり、そのほかにエッセイも執筆、『神も仏もありませぬ』(ちくま文庫)では第3回小林秀雄賞を受賞した。2003年、紫綬褒章受章。2010年、永眠。享年72

北村裕花 : 1983年、栃木県に生まれた。多摩美術大学を卒業。2011年、絵本作家としての初期作品『おにぎりにんじゃ』が第33回講談社絵本新人賞佳作に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • いつでも母さん さん

    佐野さんの言葉に北村さんの絵がとても良い。佐野さんが余命宣告されて鬱が治ったというのがなんだかわかる。ストンと自分の人生を思い死を思うのだが、自分の死は平気だが友人には死んでほしくないという。「自分の一生はいい一生だった」と思えるそうだ。私もそう思いたいなぁ。夫婦は愛が情に変質した時から始まるという。私も既に情を生きているなぁ・・まだまだ沢山の言葉を紡いで欲しい方だった。今更ながら合掌ー

  • 馨 さん

    佐野洋子さんがお亡くなりになる前に、死期がわかってから鬱が治ってすがすがしい気持ちでいらっしゃったことがとても嬉しくなりました。自分の死は怖くないが周囲の人には死んでほしくない。死の怖いところはそういうことなんだなと改めて実感しました。本作も胸がじーんとするようなあったかいエピソードが多くて良かったです。

  • Ikutan さん

    ヨーコさんのW言葉W第三弾。今回はしみじみと染み入る言葉がいっぱい。年齢を重ねてきたからこそ分かること。その観察力や思考力に感心したり頷いたり。人生論。男女論。夫婦論。夫婦とは愛が情に変質した時から始り、持続すること。ふむふむ。深いなぁ。でも、ヨーコさんでもわけがわからんらしい(笑)寿命を告げられる病を得て、うつ病が消えたというヨーコさん。案外人生そうなのかもね。生に執着しない生き方。見習いたいものです。そして『私の人生、いい一生だった』と。最後の言葉にホロリとさせられた。何度も読み返したい一冊。

  • ヒロミ さん

    表紙の猫にいつも癒されつつ、しみじみとした内容には相変わらず泣かされる。「神の手」と「お月さま」が特に好き。ヨーコさんのものの見方はどこか哲学的だ。さらりと自分の余命の話が出てくるので胸が締めつけられた。私の好きな「ラブ・イズ・オール」が次の巻に収録されるのを祈っております。泣けるんだ、これも。

  • pukupuku さん

    そっかぁ、夫婦に科学が入り込む隙間はないのね。妙に納得。ヨーコさんの言葉は、シュールなのにキュンとする。ゆるふわの絵と相まって、しみじみ愛着が湧いてくる。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

佐野洋子

絵本作家・エッセイスト。1938年中国・北京生まれ。武蔵野美術大学デザイン科卒業。主な作品に『おばけサーカス』(講談社・サンケイ児童出版文化賞推薦)、『わたしのぼうし』(ポプラ社・講談社出版文化賞絵本賞)、『ねえとうさん』(小学館・日本絵本賞/小学館児童出版文化賞)などの絵本や、童話『わたしが妹だっ

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品