ヴァロワ朝 フランス王朝史 2 講談社現代新書

佐藤賢一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062882811
ISBN 10 : 4062882817
フォーマット
出版社
発行年月
2014年09月
日本
追加情報
:
368p;18

内容詳細

イングランドとの百年戦争、イタリアへの夢、皇帝との確執、そして宗教戦争…。相次ぐ戦争と金策の日々。歴代王の心労絶えない260年間は、輝く絶対王政の長き助走期間か。「フランス王朝の歴史」三部作待望の第2弾!

目次 : 王朝が交替するということ/ 幸運王フィリップ六世(一三二八年〜一三五〇年)/ 良王ジャン二世(一三五〇年〜一三六四年)/ 賢王シャルル五世(一三六四年〜一三八〇年)/ 狂王シャルル六世(一三八〇年〜一四二二年)/ 勝利王シャルル七世(一四二二年〜一四六一年)/ ルイ十一世(一四六一年〜一四八三年)/ シャルル八世(一四八三年〜一四九八年)/ ルイ十二世(一四九八年〜一五一五年)/ フランソワ一世(一五一五年〜一五四七年)/ アンリ二世(一五四七年〜一五五九年)/ フランソワ二世(一五五九年〜一五六〇年)/ シャルル九世(一五六〇年〜一五七四年)/ アンリ三世(一五七四年〜一五八九年)/ 国家改造の物語

【著者紹介】
佐藤賢一 : 1968年山形県鶴岡市生まれ。東北大学大学院文学研究科西洋史学専攻博士課程単位取得満期退学、以降作家活動に専念。1999年『王妃の離婚』(集英社)で第一二一回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 星落秋風五丈原 さん

    既存作品のネタになった王族が多数登場してきて懐かしい。ルイ12世『王妃の離婚』シャルル5世『双頭の鷲』シャルル7世『ジャンヌ・ダルクまたはロメ』『傭兵ピエール』カトリーヌ・ド・メディシス『黒王妃』他『赤目 ジャックリーの乱』『英仏百年戦争』も登場。ほんとーに初期の頃の佐藤さんはフランスばっかり書いてたからなぁ。中でもお気に入りはゲクランとシャルル5世のコンビ。

  • rosetta さん

    通史を読んでいて新鮮なのは朧な記憶の中にプカプカ浮かんでいるあの人物この事件がここに収まるのかと。ヴァロア朝はイングランドとの百年戦争で始まった。日本の天皇家でも問題になっていたが、女系の継承を認めるからややこしい事になるのだ。でフランス全土をほとんど王家が独占。強い王権が誕生したらナポリ王位を求めて今度はイタリア遠征。自分たちが苦労させられたのに同じ事を他国にする。終末期には新教と旧教の宗教戦争が始まる。カペー朝の個人商店からヴァロア朝の中小企業へ、とは作者の言うところ。なるほど苦労は絶えない。

  • ごん さん

    佐藤賢一さんのフランス王朝史の二冊目。カペー朝に変わってフランスを支配したのはヴァロワ朝ですが、その歴史は戦争に次ぐ戦争が続きます。イングランドとの百年戦争に始まり、神聖ローマ帝国と戦い、王朝末期には新教派と旧教派の血を血で洗うような内戦になります。 戦争は国家体制の整備を進めるとともに軍事技術を進化させるので、フランスはより強い国になっていきますが、信仰の問題を解決するのは難しく、その解決はフランス王朝史の三冊目のブルボン朝に委ねることとなります。

  • α0350α さん

    シャルル五世ルイ十二世に王妃マルゴ等今回は他の小説で読んだことがある時代の話がいくつかあって前作よりも入り易かったです。あまり知らない王の話も興味深く読めたので早く佐藤先生そのあたりの小説も書いて下さい。ちなみにシャルル七世の“勝利王”以降は“○○王”って付けなくなったんですかね。

  • だまし売りNo さん

    カトリーヌ・ド・メディシスは陰謀家のイメージがある。サン・バルテルミの虐殺の黒幕とみられている。しかし、最初は控えめであった。実権を握ってからも宗教戦争を抑えようとした。ユグノーの礼拝を認めるサン=ジェルマン寛容令というナントの勅令の先駆となるものも出している。

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人物・団体紹介

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佐藤賢一

1968年山形県生まれ。93年『ジャガーになった男』で第6回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。99年『王妃の離婚』で第121回直木三十五賞、2014年『小説フランス革命』で第68回毎日出版文化賞特別賞、20年『ナポレオン』で第24回司馬遼太郎賞、23年『チャンバラ』で第18回中央公論文芸賞を受賞(

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