漫画貧乏

佐藤秀峰

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569803838
ISBN 10 : 4569803830
フォーマット
出版社
発行年月
2012年04月
日本
追加情報
:
191p 19cm(B6)

内容詳細

10年後も漫画はあるのだろうか!?出口の見えない出版不況、台頭する新メディア…描いても描いても、原稿料では赤字続き…『海猿』『ブラよろ』の作者の漫画の未来に向けた、孤独な挑戦と実験の記録。

目次 : 10年後、漫画はあるのでしょうか?/ 原稿料とは、一体何なのでしょうか?/ 印税生活って、どんな生活でしょうか?/ 100万部ヒット、年商2億2000万円、さて、年収は?/ 100万部刷ったほうが、1億円儲かるということです。/ もうね、紙と一緒に心中しようかと、思い詰めました。/ ホームページを作り、そこで自分の漫画を発表して、読者の皆さんに買ってもらう。/ ここ数年、僕は編集者と打ち合わせを行っていません。/ 出版社を介さない漫画家と読者の関係。/ オンラインコミック、はっきり言って厳しいでしょう。/ 本は出版社の商品であって、あなたの本ではありません。/ じゃあ、実際いくらかかるんだろう?/ 「佐藤秀峰 on Web」オープン、果たしてそれで儲かるの?/ 笑ってくれて構わないのですが、僕は世界を変えようと思っています。/ そして「漫画 on Web」へ/ エピローグ/ 漫画 on Webの歩き方

【著者紹介】
佐藤秀峰 : 1973年12月8日生まれ。北海道出身。1998年『週刊ヤングサンデー』(小学館)に掲載の『おめでとォ!!』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 徒花 さん

    kindleで無料だったので。内容的には先日読んだ『作家の収支』(森博嗣)のマンガ家バージョン。自分の原稿料や収入について赤裸々に語っている。……が、森氏の著作が淡々と事実のみを語っているのに対し、本作はどちらかというと著者の出版社に対する不信感とか出版業界の慣例の歪み、マンガ家の地位の低さなどを問題視し、自分が世界を変えるために行動を起こすまでのいきさつなどが綴られている。読んでいると「やっぱり出版業界はダメだな」と思えてきてしまうので元気があるときに読もう。

  • 森オサム さん

    出張の合間に、Kindle版が無料だったので読了。正論だなぁ、と思う所も多く有るが、一方的な主張は独りよがりな感じで、読んでいて少々不愉快になった。そう言えば「ブラックジャックによろしく」も後半は読んでいて不愉快になったので、著者の感性と私は合わないのだろう、と改めて思った。

  • 山田太郎 さん

    似たような漫画家じゃないけど、作家の森雅裕を思い出した。思い切り干されてたけど。出版社の人間も変なのばっかりなのかと思わないではないけど、それはそれで一部なんでしょうが。もうからないので、漫画家とかミュージシャンになる人間減ってコンテンツ産業の未来はなんだか暗い気がする。昔の読んでたほうがいいのかな。

  • カラシニコフ さん

    バクマン。とはまた違ったアプローチ。漫画家って、マンガが好きで好きで仕方ないくらい好きじゃないと、続けられないした生活も出来ないんだなぁ…。  ★★★☆☆

  • まつじん さん

    佐藤秀峰の激闘の記録、といいますか、出版社と出版状況へのひとつの回答を示した本です。よくまぁ出版してくれるトコがあったもんだねぇ〜。それにしても編集者って官僚的だなぁ。高給取りなのに漫画家や作家から搾取している資本家みたいに思えてきました。それにしても出版は、ある意味芸能界に似ている?一部の売れっ子のみ儲かってるだけで・・・

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