Midnight Sun

佐藤涼子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784863852440
ISBN 10 : 4863852444
フォーマット
出版社
発行年月
2016年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
140p;19

内容詳細

目次 : 1(グレープフルーツムーン/ 記録/ 白河以北/ Survivor’s Guilt―今、世界中にずれた朝が/ 泥舟操舵手/ Midnight Sun)/ 2(心臓の音/ その後。会いに行く。/ 壊れたジョニーの歌/ 引金―夏の連想/ 三択の海)

【著者紹介】
佐藤涼子 : 2012年、塔短歌会入会。2014年、塔新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kaizen@名古屋de朝活読書会 さん

    #短歌 #佐藤涼子 白パンのチーズの羽を引きちぎり誰を待とうか土砂降りの朝 飲み干した酸味ばかりの珈琲の澱のかたちで明日を占う 夏だから岩波文庫の赤帯とカルピスそして夕立を待つ 呼吸するたび痛むのは肺なのか雨の匂いの風強く吹け #返歌 黒パンをちぎって食べる夕立の君を待ってる傘をささずに 飲む前のフレッシュ注ぐコーヒーの白の模様で今日を占う 夏だから岩波新書赤本だ西瓜を食べてプールへ向かう 雨音に合わせ飛ぶ度痛む心(むね)君の瞳の中に嵐が 

  • 銀雪 さん

    Amazonプライムセールのときに、なんとなく買ってみた歌集のひとつ。前半はやはり衝撃的な歌が多かった。月並みな表現にはなるけれど、あの時あの場所で生きていた人だからこそ詠める歌という感じ。その一方で、これらの歌に持っていかれて後半の歌の印象がやや霞んだ感じは否めない。ただ、前半があってこそのこの本や作者の個性という感じもする。解説、最初は違和感があったけど、後のほうまで読んで。そういうことか、と好感が持てた。「産まないまま死ぬだろう」、改めて思うとインパクトの強い言葉だなぁ。

  • 浦和みかん さん

    感情やイメージをあまり加工しないで歌にぶつけているような歌が多いと思えたけど、だからこそ震災詠が響くんだろうな。三月は絵踏のようでやすやすと踏んでしまえば良いのだろうか

  • 貴羽るき さん

    震災詠は、詩情がその事実の大きさに圧倒されてしまう感がある。読んでいて辛くなる。それはある意味で成功しているとも言えるのだろう。まだ「読み終わった」気がしないです。

  • yumicomachi さん

    〈明日が来ることは希望か真夜中に小人が靴でも縫うというのか〉〈塩レモンサワーを五杯飲み干して小人の呼び出し方を教わる〉〈青色のモールグラスに牛乳を注いで夜の小人を待とう〉冒頭の章「グレープフルーツムーン」の小人の歌たちは、実在するかどうかわからない小さきものに心を惹きつけられる著者の寄る辺なさとチャーミングさが現れているようだ。「記録」「白河以北」等の震災と震災後を詠んだ歌は全て紹介したい程胸が震えた。相聞歌も多いのだが、ありきたりな感じがして印象に残りにくかった。解説は江戸雪。2016年発行の第一歌集。

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