ハーバード日本史教室 中公新書ラクレ

佐藤智恵

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784121505996
ISBN 10 : 4121505999
フォーマット
出版社
発行年月
2017年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
254p;18

内容詳細

世界最高の学び舎、ハーバード大学の教員や学生は日本史から何を学んでいるのか。『源氏物語』『忠臣蔵』から、城山三郎まで取り上げる一方、玉音放送を読み上げて日本の天皇制について考えたり、和食の奥深さを噛み締めたり…。授業には日本人も知らない日本の魅力が溢れていた。ハーバード大の教授10人のインタビューを通して、世界から見た日本の価値を再発見する一冊。

目次 : 序 ハーバード大学と日本人/ 第1講義 教養としての『源氏物語』と城山三郎―日本通史 アンドルー・ゴードン/ 第2講義 『忠臣蔵』に共感する学生たち―江戸時代 デビッド・ハウエル/ 第3講義 龍馬、西郷は「脇役」、木戸、大久保こそ「主役」―明治維新 アルバート・クレイグ/ 第4講義 ハーバードの教授が涙する被災地の物語―環境史 イアン・ジャレッド・ミラー/ 第5講義 格差を広げないサムライ資本主義―アジア研究 エズラ・ヴォーゲル/ 第6講義 渋沢栄一ならトランプにこう忠告する―経営史 ジェフリー・ジョーンズ/ 第7講義 昭和天皇のモラルリーダーシップ―リーダー論 サンドラ・サッチャー/ 第8講義 築地市場から見えてくる日本の強みと弱み―和食の歴史 テオドル・ベスター/ 第9講義 日本は核武装すべきか―日米関係史 ジョセフ・ナイ/ 第10講義 世界に日本という国があってよかった―経済学 アマルティア・セン

【著者紹介】
佐藤智恵 : 1970年兵庫県生まれ。作家・コンサルタント。92年東京大学教養学部卒業。2001年コロンビア大学経営大学院修了(MBA)。NHK、ボストンコンサルティンググループ、外資系テレビ局等を経て、12年作家・コンサルタントとして独立。16年よりTBSテレビ番組審議会委員、17年より日本ユニシス株式会社社外取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • まちゃ さん

    世界最高の学び舎、ハーバード大学の教授10人がインタビューで語った、世界から見た日本の価値と課題。とても興味深く、示唆に富む内容でした。/「日本は品格ある国家をめざすべきだ」品格ある国家とは、国民が自らの過ちを認め、それを改めることでさらに強くなっていく国家のこと。/アマルティア・セン教授の「世界に日本という国があって良かった」という言葉に恥じない日本でありたいし、あって欲しい。

  • future4227 さん

    ハーバード大学でこんなにも日本の研究がされているということが驚きだ。学生たちも源氏物語を全巻読んだりして、日本人以上に日本のことを学んでいることに驚愕する。日本人としてのあり方、日本という国の品格は日本の歴史の中から脈々と引き継がれているものだということに気づかされる。そして、私たちが思っている以上に世界への影響力を強く持つ国となっている。木戸孝允や大久保利通は死んだときに葬式費用が出せないほど財産がなかったという話が印象的だった。私たちはもっと先人に学び、日本ならではの国際貢献を考えなくては!

  • mizuki さん

    海外から見た日本を知ることで、日本の強みと弱みを理解することができました。歴史からリーダーの判断プロセスを学んだり、現在の日本の課題を考えるヒントを得たりと、大変勉強になりました!ハーバードの学生の学びは、国のリーダーを正しく評価することに繋がり、また将来自分たちがリーダーになった時に困難を乗り越える手段として役に立つこともよく分かりました。真似したい学び方がいっぱいなので、学生にも社会人にも読んでほしい一冊です!!

  • MJ さん

    面白かった!ハーバード大学で日本史講座を持つ10人の教授たちへのインタビュー。ステレオタイプな切り口、単一の価値観しか持たない日本のマスコミ報道に染まった脳のデトックスになるし、歴史の二面性や物事の本質についてじっくりと考える時間を持つことは本当に有意義だ。外国有識者のコメントを過度にありがたがることは愚かなことだが、人は鏡を見て初めて自らの姿を知ることができるのもまた事実。世界最高の知性が語る日本史にまつわるエトセトラ、楽しく読みましたー。

  • to boy さん

    ハーバードで日本について講義を行っている10人の教授へのインタビュー。忠臣蔵、明治維新、原爆投下、築地市場などについてどんな授業を何故、どのように行っているのかが書かれています。米国がこれほどに他国を研究していることに驚きました。直接日本にかかわる仕事をしなくても、学生たちの視野を広げようとする姿勢にも感心しました。

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