日本古代の政治と仏教 国家仏教論を超えて

佐藤文子 (歴史学)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784642046404
ISBN 10 : 4642046402
フォーマット
出版社
発行年月
2017年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
296p;22

内容詳細

古代の日本は、中央集権的な国家が政治の手立てとして仏教を興隆し、得度を統制したと理解されてきた。それは本当に実態に即した姿なのであろうか。得度と為政者との関係、天皇権の発動契機などを古代人の思想に沿って分析し、古代社会における権力の実情を探る。さらに、“国家仏教”論の歴史的成立過程を解き明かし、従来の理解を超克する意欲作。

目次 : 総説/ 第1章 優婆塞貢進の実像とその史的意義/ 第2章 日本古代における得度前行者の存在形態/ 第3章 古代の得度に関する基本概念の再検討―官度・私度・自度を中心に/ 第4章 延暦年分度者制の再検討/ 第5章 臨時得度の政治思想/ 第6章 淳仁朝の造宮計画―宮の新営と天皇権獲得の原理/ 第7章 郊野の思想―長岡京域の周縁をめぐって/ 結章 史学史としての“国家仏教”論

【著者紹介】
佐藤文子著 : 1965年京都市に生まれる。1990年京都女子大学大学院文学研究科東洋史学専攻(日本史学)修士課程修了。本願寺史料研究所研究員、佛教大学・関西大学非常勤講師、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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