神様の伴走者 手塚番13+2

佐藤敏章

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784093881494
ISBN 10 : 4093881499
フォーマット
出版社
発行年月
2010年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256

内容詳細

ストーリー漫画の地平を、ほとんどひとりで切り開いた天才・手塚治虫。この漫画の神様にも、編集者というあまたの陰の伴走者たちがいた…。そんな“手塚番”たちが、手塚治虫の素顔を語ったインタビュー集。

【著者紹介】
佐藤敏章 : 昭和24年、福岡生まれ。同48年、立命館大学卒業後、小学館に入社。「少年サンデー」「ビッグコミック」の編集に携わり、平成8年から11年まで「ビッグコミック」編集長。コミック関係者へのインタビューを試み、その一部を「ビッグコミックスペシャル増刊」「ビッグコミック1」に『神様の伴走者』のタイトルで掲載。平成22年、定年退職。現在もなおフリーランサーとして“生涯一コミック編集者”の道を邁進中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ミスターテリ―(飛雲) さん

    漫画の神様のエピソード、それも手塚番として仕事をした人たちのインタビューで、こに登場する話は予想を超えるものばかり。大好きな手塚先生なので、いままでもいろんなものを読んだが、この作品でやっぱりそうだったんだと納得したり、新たなエピソードも知り非常に面白かった。少年サンデー、マガジン・・いろんな漫画雑誌が次々に創刊する黄金時代に手塚マンガの掲載は不可欠で、背景にこんな編集者たちの壮絶なバトルがあったとは。あらためてみんなのインタビューを読むと、毎週の発売を楽しみに待っていたあの頃のワクワク感が蘇ってくる。

  • ぐうぐう さん

    今でこそ、漫画家にとって編集者とは作品を作り上げていくパートナーのような存在であるが、つい数十年前までは、締め切りをめぐって喧々諤々、罵声を浴びせ、胸ぐらをつかみ合う、そういう張り詰めた関係であった。原稿の上がりが遅いことで有名だった手塚治虫は編集者泣かせの漫画家で、そんな手塚番編集者にインタビューした本書には、壮絶なエピソードが満載だ。そもそも、原稿が仕上がらないからこそ編集者は血眼で手塚に詰め寄るわけだが、しかし手塚は決して執筆速度が遅いわけではなかった。原因は、連載本数の多さにある。(つづく)

  • higurashi_jp さん

    伝説

  • shinobu さん

    凄い本。一気読みした。手塚の人となりや仕事ぶりだけでなく、昭和の出版・漫画史を知ることが出来る貴重な本。昔の編集者って、本当に無頼とか不良といった感じで自由極まりない。手塚の天才ぶりもさることながら、編集者・壁村さんと漫画家・寺田さんの話もかなりすごい。今、手塚を通らない自称・漫画好きや漫画家・編集者志望が増えているようだけど、やはり通るべき神ぶりがよく伝わった。構想、枚数、描き方、記憶力、どれを取っても越えるのが大変な山がそびえる感じがする。

  • フロム さん

    鬼籍に入った壁村氏のインタビューが取れてないのは痛恨事だが、そこを差し引いても充分面白い。神様はとんでもなく遅筆なのだが改善する意思が全く無く「あの人は忙しいのが趣味な人です。自分でドンドン忙しくするんだから」とか「掲載してくれる雑誌が山ほどあって、原稿督促のために、そばに編集者が山ほどいてくれるのが、あの人のベストコンディションだから」と担当者に言わしめちゃう。神様の蛮勇振りが面白い

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品