かかわることば 参加し対話する教育・研究へのいざない

佐藤慎司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784130530897
ISBN 10 : 4130530895
フォーマット
出版社
発行年月
2017年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;19

内容詳細

「相手がいる」「語りかける」人間研究へ。発達研究の二人称的転回を説く佐伯胖のプリンストン大講演に共感し揺り動かされた言語教育、発達・認知科学、人類学の研究者たちが、科学の言語、教室の言語が排除してきた可能性にいま向きあう。

目次 : ことばで人にかかわろうとするみなさんに伝えたいこと ことばとは?ことばの教育とは?/ 1部 かかわることば、かかわらない言葉(人間の発達をかきなおす かかわることば、かかわらない言葉)/ 2部 ことば(を使う)とは、どういうことか?(かかわりからはじまるこどものことば、アートのことば 絵の中で豊かにしゃべり始めた子どもの「ことば」/ 言語だけでなく色・かたち・デザインも語る 文字や表記システムと社会的実践としてかかわる/ ことばでエスノグラフィーを書くこと、自己を振り返ること 越境する「私たち」と教育のフィールドワーク―対話的オートエスノグラフィーの試み)/ 3部 ことばの教育(教師が生徒一人ひとりに向き合うことばを考える 授業を演劇化する「教える技術」―英語教育者は学習者とどう向き合うのか/ ことばで出会う、ことばで変わる 社会・コミュニティ参加をめざすことばの教育/ 排除のことばを越えることばをもとめて 言語・文化・アイデンティティの壁を越えて―ともに生きる社会のための対話環境づくりへ)

(「BOOK」データベースより)

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  • Nobu A さん

    「ことば」そのものが今にも動きだそうに感じる。そして、言語教育に携わっている身として色々と考えさせられる一冊。直接拝聴したプリンストン大学日本語教育フォーラムの基調講演「かかわることば、かかわらないことば」を第一章に、それに呼応するように隣接領域の専門家が書かれた6本の秀逸な論文を収録。生後15ヶ月の幼児の「誤信念課題」を通しての心の発達、書記テクストの歴史的変遷、共生への対話環境づくり等、示唆に富む内容。筆者同士の繋がりのきっかけやコメントが掲載され、温かみと外へかかわろうとする気持ちが伝わる。

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